カテゴリー「修理(外車・逆輸入車)」の316件の記事

2020年2月18日 (火)

ZZR1100 シリンダーヘッド組立!

「ZZR1100」は、「シリンダー」までの組み込みが終わったので、ここから「シリンダーヘッド」を組み立てて行きます。
20200212_01
作業14日目。

「シリンダー」に新品の「ガスケット」や「Oリング」などを取り付け、いよいよ「シリンダーヘッド」を組み付けて行きます。

「カムスプロケット」に「カムチェーン」を通してから改めて「カムシャフト」をセットし、バルブタイミングを見ながら、「カムホルダー」で「カムシャフト」を組み付けて行きました。
20200212_0220200212_03
「カムチェーンテンショナー」を組み付けた後、今一度バルブクリアランスをチェックしました。
20200212_0420200212_05
クリアランスに問題が無いので、「シリンダーヘッド」に付いてる「クーリングパイプ」も「シリンダー」側同様に「Oリング」を新品換えて付け直し、「クランクケース」から伸びてる「オイルホース」を「シリンダーヘッド」に取り付けました。
20200212_0620200212_07
夫々の「クーリングパイプ」に「クーリングホース」を取り付け、一先ず「シリンダーヘッド」の組み立てまで終了しました。
20200212_0820200212_09
最後に「シリンダーヘッド」に「シリンダーヘッドカバー」を付けて、「クランクケース」に「パルシングコイルカバー」を付けて、エンジンの組み立てまでは終了しました。
20200212_1020200212_11
つづく

| | コメント (0)

2020年2月13日 (木)

ミシュランPOWERシリーズ新発売!

新ラインナップ「MICHELIN POWER EXPERIENCE」シリーズが、2月20日発売予定。
20200214_01
https://media.michelin.co.jp/ja/2019/12/02/pr191202/

POWER 5(ミシュラン パワー ファイブ)
POWER GP(ミシュラン パワー ジーピー)
POWER CUP2(ミシュラン パワー カップ ツー)
POWER SLICK2(ミシュラン パワー スリック ツー)

「POWER 5」は、ストリートで優れたドライ性能を発揮するとともに、
シリカコンパウンドと新設計のトレッドパターンがウェット路面でも高いグリップ性能を確保。
20200214_0320200214_05
「POWER CUP2」は、レースからサーキット走行までよりアグレッシブなライディングを楽しむために、
新しいトレッドパターンを採用した公道走行可能モデル。
20200214_0220200214_04
発売日までの先行注文は、通常値引の更に5%OFFです。

ご注文お待ち申し上げます。

2月16日(日)臨時休業のお知らせ
 
当店イベント(クラブマンモトクロス参戦)の為、
2/16の日曜日は、営業をお休みさせて頂きます。

ご不便をお掛け致しますが、ご協力お願い申し上げます。

| | コメント (0)

2020年2月12日 (水)

ZZR1100 ピストン&シリンダー組立!

「ZZR1100」は、「シリンダーヘッド」回りまでパーツの組み込みが終わったので、ここから「クランクケース」にエンジンを組み立てて行きます。
20200213_01
作業13日目。

「ピストン」に「ピストンリング」をセットして、「コンロッド」に「ピストン」を組み込んで行きます。
20200213_0220200213_04
「ピストンピン」は再使用ですが、「スナップリング」は新品に換えて、「コンロッド」に組み付けて行きました。
20200213_0320200213_05
「ピストン」の組み付けが終わったところで、「クランクケース」に新品の「ガスケット」や「Oリング」などを取り付け、いよいよ「ピストン」に「シリンダー」を入れて行きます。
20200213_0620200213_07
「シリンダー」に付いてる「クーリングパイプ」は、こう言う機会なので一旦外して接合部を磨き、新品「Oリング」に換えて付け直しておきました。
20200213_0820200213_09
20200213_1020200213_11
久し振りの4気筒エンジンだったので、少し感が鈍っておりましたが、たまたまエンジン屋の<#14 Ryoくん>が遊びに来てたので、手伝ってもらって難なく無事に組み込み完了いたしました。
20200213_1220200213_13
日中は他の仕事で忙しく集中できないので、この作業はお客の引けた夕方頃からやってますが、この日はガンバって店を閉めたのが23時頃になっておりました。

つづく

| | コメント (0)

2020年2月11日 (火)

ZZR1100 バルブクリアランス測定!

「ZZR1100」は、各パーツの点検と測定作業が終わったので、ここから作業の折り返しで、いよいよ組み立て作業に入ります。
20200211_01
作業12日目。

先ずは、「バルブ」の摺り合わせ作業も終わり、発注しておいたパーツ27種類83点が全て入荷したので、「シリンダーヘッド」回りの組み立てから始めました。
20200211_0220200211_03
「シリンダーヘッド」の「バルブガイド」に「ステムシール」を装着してから、「バルブ」、「バルブスプリング」、「リテーナー」の順に組み立て、最後に「コッター」入れて固定しました。
20200211_0420200211_05
20200211_0620200211_07
20200211_0820200211_09
20200211_1020200211_11
次に「ロッカーアーム」を組ながら、「シリンダーヘッド」に「ロッカーシャフト」を通しました。
20200211_1220200211_13
この段階で「バルブ」に「シム」を乗せて、「シリンダーヘッド」単体の状態で「カムシャフト」を組み付け、「バルブクリアランス」の測定を行いました。
20200211_1420200211_15
「バルブ」と「バルブシート」に噛んでたカーボンを落とし、摺り合わせもしているので、何ヶ所かはクリアランスの狭い所が出てくると思いましたが、測定の結果は全て基準値内に入っておりました。

つづく

| | コメント (0)

2020年2月 9日 (日)

ZZR1100 エンジン点検測定!

「ZZR1100」は、一番時間のかかるエンジンの掃除まで終わったので、ここから徹底的に各パーツの点検と測定作業に入りました。
20200209_01
作業10日目。

磨耗の点検です。

「シリンダー」内径をボアゲージで測定をしました。

「シリンダー」の上下指定された部分を前後左右で4ヵ所4気筒分測りましたが、全て基準値内に入っておりました。

「ピストン」外径もマイクロメーターで測定しました。
20200209_02
こちらも指定された位置を4気筒分測りましたが、全て基準値内に入っておりました。

この結果「ピストン」~「シリンダー」クリアランスもOKとなりました。

「ピストン」のリング溝も4気筒分シックネスゲージで測定しましたが、こちらも全て基準値内に入っておりました。
20200209_03
「ピストンリング」は交換しますが、念の為に合い口すき間だけ測ってみました。
20200209_04
シックネスゲージで4気筒分を測定してみましたが、どれもギリギリ基準値内で使用限度に近い値でした。

「シリンダーヘッド」の歪もシックネスゲージで測定しましたが、基準値内に入っておりました。
20200209_06
「バルブ」と「バルブガイド」のクリアランスは、ダイヤルゲージで振れを測定してガタを調べましたが、問題ありませんでした。

「バルブ」と「バルブシート」の当たり面を点検しましたが、こちらも全16本基準値内に治まっておりました。
20200209_05
作業11日目

測定の結果は他に問題が無さそうなので、ここからいよいよ「バルブ」の摺り合わせ作業に入りました。

「バルブ」を「タコ棒」使って「バルブシート」に摺り合わせしました。
20200209_0720200209_08
専用の「バルブコンパウンド」で粗目~細目と摺り合わせて行き、時々光明丹を塗って当たりを確認しながら、少しづつ番手落しながら他の幾つかのコンパウンドを使い分けピカピカにして行きます。
20200209_0920200209_10
最後に燃焼室に灯油を張ってリークテストして完璧なようなので、完成としました。

つづく

| | コメント (0)

2020年2月 6日 (木)

ZZR1100 エンジン分解清掃!

「ZZR1100」のエンジンは、ガスケット類まで剥がせたので、ここからが作業の中で最も時間のかかる掃除の工程に入ります。

作業7日目。

エンジン燃焼室回りに付着した炭状のカーボンや、ピストン周りに焼付いたカーボンスラッジを除去して行きます。
20200206_30 20200206_31
「シリンダー」内壁の燃焼室付近にこびり付いたカーボンを落しながら、サンドペーパーなどを使い内面のキズも出来る限り修正しました。
20200206_0120200206_02
20200206_0320200206_05
20200206_0420200206_06

「ピストン」ヘッドにこびり付いたカーボンやリング溝回りのカーボンスラッジを除去しました。
20200128_09_2020020614520120200206_07
20200206_1020200206_08
20200206_1120200206_09
「シリンダーヘッド」は燃焼室内や吸排気ポート内に堆積したカーボンを除去しました。
20200131_0620200131_07
20200131_0820200131_09
20200131_1020200131_11
20200206_1320200206_12
「シリンダーヘッド」は、吸排気16本分の「バルブガイド」内も掃除し、同じく合計16本の「バルブ」のカーボンを除去しました。
大きなカーボンは数種類の「スクレーパー」で落し、細部はワイヤーブラシで落としました。
20200206_33 20200206_32
20200206_1420200206_22


20200206_1520200206_23


20200206_1820200206_24


20200206_1920200206_25

吸排気ポートなどの複雑な部分はドリルなどの「回転工具」を利用して掃除し、アルミの鋳肌に浸み込んだ汚れは、洗浄剤を使用して落としました。
20200206_1620200206_26
20200206_1720200206_27
20200206_2020200206_28
20200206_2120200206_29
他の仕事もしながらでしたが、この掃除の行程だけで3日間を費やし、一先ずエンジンの大掃除を終えました。

つづく

 

| | コメント (1)

2020年1月31日 (金)

ZZR1100 エンジンOH!

「ZZR1100」オーバーホールの続きです。
20200126_01_20200205125001
作業6日目。

分解したエンジンのクリーニング作業に入りました。

新車から21年目にして初めて分解されたエンジンは、カーボンが大量に堆積し、「ガスケット」類が固く張り付いておりました。

先ずは「シリンダー」のベースと「パルシングカバー」に固着した「ガスケット」を剥がしました。
20200131_0220200131_03
数種類の「スクレーパー」を利用して、剥離困難な焼付いた「ガスケット」に関しては専用の剥離剤を使用して剥がしました。
20200131_0420200131_05
こうやって「クランクケース」側の「シリンダー」合せ面や「パルシングカバー」合せ面、「シリンダー」と「シリンダーヘッド」の両合せ面に残った「ガスケット」のカスも落し、「シリンダーヘッド」や「ヘッドカバー」に残った「ガスケット」や「液体パッキン」のカスも落しました。
20200131_1820200131_19
20200131_1220200131_13
20200131_1420200131_16
「ガスケット」類が剥がれたところで、上記パーツの各合せ面を「オイルストーン」で磨いて仕上げました。

つづく

| | コメント (0)

2020年1月28日 (火)

ZZR1100 エンジン分解整備!

「オイル下がり」して白煙吐いてる「ZZR1100」の続きで、いよいよエンジン分解作業にかかりました。

作業4日目。

#3の右側吸気「バルブ」を中心に、「オイル下がり」をしている事が分かったので、この段階からバルブステムの「オイルシール」の交換を前提で、エンジンの分解作業にかかりました。

先ずは「シリンダーヘッド」から「カムシャフト」や「ロッカーアーム」などを外して、ヘッド回りを隈なく点検しました。
20200128_01 20200128_02
このエンジンには珍しくカム山などの虫食いなども無く問題無さそうなので、次に「シリンダー」から「シリンダーヘッド」を外しました。
20200128_03 20200128_06
ここで「シリンダー」からピストンヘッドが現れたので見たところ、やはり#3のピストンヘッドが他に比べカーボン堆積多く、そのカーボンも少し濡れている感じでした。

「クランクケース」から「シリンダー」を外したところで、「ピストン」の全容が現れました。
20200128_0520200128_04  
「シリンダー」や「ピストン」の側圧方向には、若干の縦傷が入っておりましたが、ここは許容範囲内と判断して、「シリンダー」のボーリングや「ピストン」交換まではしない方向としました。
20200128_07 20200128_08
作業5日目。

「コンロッド」から4個の「ピストン」を外し、「シリンダーヘッド」から吸排気16本の「バルブ」を外しました。
20200128_09 20200128_10
目視の点検では「ピストン」にも「バルブ」にも異常はなさそうでしたので、この段階で部品の発注を行いました。
20200128_11 20200128_12  
主な部品交換としては「ステムシール」と「ピストンリング」の交換に留め、後はガスケットやOリング類などの分解組立に最低限必要な部品のみを発注しました。

つづく

| | コメント (1)

2020年1月26日 (日)

ZZR1100 オイル下がり

「マフラー」から白煙を吐いてる「ZZR1100」の続きです。
20200131_01
走行距離は1万6千キロ台と極めて少ない車両ですが、新車から21年ほど経つ’99年式「ZZR1100」です。

そもそも乗らずに休眠していた期間の方が長いバイクなので、吸排気バルブのステムシールなど、ゴム部品が劣化していても不思議ではありませんでした。

作業3日目。

ここまでの状況から「オイル下がり」が濃厚となりましたので、部品を少しづつ外して点検をしながら、その裏付け調査を進めて行きました。

先ずは「キャブレター」を外して「シリンダーヘッド」の吸気ボート側から覗き込み、吸気側の「バルブ」の状態を確認してみました。

「バルブ」の傘は、全体的にカーボンが堆積して少し湿っている感じでした。

ところが、#3の「バルブ」だけは他の「バルブ」と異なりカーボンの堆積が少なく、特に右側の傘にだけはカーボンの堆積が殆ど無く、濡れている感じでした。
20200126_0220200126_03
もう少し詳しく調べるために、「マイクロスコープ」で内視鏡検査をしてみました。

やはり#3の「バルブ」だけが明らかに他の「バルブ」と違う状態でしたが、どの「バルブ」にもステムにオイルが垂れて焼付いたような茶色い跡があったので、「オイル下がり」と言う意味では、どの「バルブ」も怪しい感じでした。
20200126_0420200126_05
#1 左                    #1 右
20200126_0620200126_07
#2 左                    #2 右
20200126_0820200126_09
#3 左                    #3 右
20200126_1120200126_10
#4 左                    #4 右

 

次に「ラジエター」を外してから、「マフラー」と「エキゾーストパイプ」を外し、今度は排気側からポートを覗いてみました。

排気ポートとバルブは、#1と#3に比べ#2のカーボン堆積が少なく、#4は少しカーボンが湿っている感じでした。
20200126_1220200126_13
#1                        #2
20200126_1420200126_15
#3                        #4
この後「シリンダーヘッドカバー」を外して、「バルククリアランス」(弁隙間)の測定を行いましたが、3年前にクリアランス調整をしてから千キロしか走ってなかったので、16か所全てのバルブで基準値内の隙間に治まっておりました。
20200126_18 20200126_16_20200131175101
いよいよエンジン分解の作業に進みます。

つづく

 

| | コメント (0)

2020年1月25日 (土)

ZZR1100 白煙!

10日ほど前に「ZZR1100」のエンジン不調の訴えで、修理の依頼がありました。

去年の11月末にも「キャブレター」のOHを依頼された、<セ〇ワくん>のバイクです。
20200125_01
「マフラー」から白煙が出ているらしく、アイドリングも打たない状態のようでしたので、ご自宅から5日ほど前にバイクを引き取って来ました。

その翌日から調査を開始し、一先ず何が起きてるのか現状の確認から始めました。

エンジンの始動性は極めて悪く、スロットルを開け気味でやっと掛かるも、その瞬間左右のマフラーから白煙が噴き出しましました。

スロットルを戻すとアイドリングしない状態で、スロットル開度1/4くらいを固定にして、やっとアイドリングを打つ状態でした。

この段階で一旦エンジンを止めてエキパイを触ってみたところ、#2のエキパイ温度だけが明らかに他より低い状態でした。

そんな感じで無理矢理アイドリングさせながら観察を続けてみると、相変らず白煙は出っ放しで、しかもパンパン火を噴いておりました。

更にエンジン回転を徐々に上げながら観察を続けると、相変らず回転上昇に合せて白煙を吐きながら「アフターファイアー」を起こしてました。

「エンジンオイル」と「冷却液」の量もチェックしてみましたが、特に異常はありませんでした。

この白煙は、恐らく「オイル下がり」または、「オイル上がり」の可能性が大きいのでしょうが、この段階では、下がっているのか?上がっているのか?の判断は100%できませんでした。

作業2日目。

「点火プラグ」を外して診たところ、全体的に煤で黒くなっていて、#1が濡れ、#2が湿り、#3が渇き、#4が湿り、な感じでした。
20200125_0220200125_03
「エンジン圧縮」の測定結果は、「#1:12.7k、#2:12.2k、#3:12.3k、#4:12.8k」で、基準値(9.0-13.8k)内でした。

一旦ここで「点火プラグ」を清掃したあと、火が正常に飛んでいる事を確認し、エンジンを再始動させてみました。

するとエンジンは一発始動でアイドリングも打つようになりました。

ただし始動の瞬間に白煙を噴き出すのは相変らずで、よく観察すると右のマフラーからの方が若干多めに出ている感じもしました。

ほぼ正常に自然なアイドリング回転数では白煙は少ないようで、回転上昇中も少なく、むしろスロットルを戻して回転が落ちた瞬間にボワっと出る感じでした。
20200125_04
一旦エンジンを切って数分後に再始動した時には、始動直後の白煙は出ないようになっておりました。

ここまでの観察では、「オイル下がり」の線が濃厚となって来ました。

つづく

| | コメント (0)

より以前の記事一覧