« リード110EX オイル消費! | トップページ | リード110EX エンジンOH »

2021年2月17日 (水)

リード110EX オイル上がり

「LEAD110EX」の続きで、いよいよエンジンの分解作業に掛かりました。

先ずはエンジン一番上の「ヘッドカバー」を外して、その中の動弁系をチェックしながら「バルブクリアランス」の測定を行いました。
20210217_01 20210217_02
「カムシャフト」や「ロッカーアーム」などの動弁系に、表面剥離などの異常はありませんでした。
20210217_03 20210217_04
「バルブクリアランス」は、排気側がギリギリ基準内に入っておりましたが、吸気側が基準値を大きく逸れて広い状態でした。
20210217_05
次に「シリンダーヘッド」を取り外してみたところ、想定の範囲内ではありましたが、やはり燃焼室やピストンヘッドには、大量のカーボンが堆積しておりました。
20210217_06 20210217_07
吸排気の両「バルブ」を外して当たり面を見たところ、思った以上にカーボンが噛み込んでおり、特に排気側「バルブ」の当たり面であるフェイス部とシート部のカーボンは酷い状態でした。
20210217_1020210217_11
20210217_12
20210217_1320210217_14
吸排気の両ポートから「バルブガイド」と「バルブ」のステム付近を調べましたが、損耗によるガタなども無くズムーズに動いているようで、ここでもオイルの付着など無く「オイル下がり」の兆候は見受けられませんでした。
20210217_0820210217_09
そして「シリンダー」を取り外してみましたが、こちらも目視の限りではスリーブに目立ったキズなどは見受けられませんでした。

「ピストン」も「コンロッド」からスムーズに抜けてガタなども無いようでしたが、やはり「ピストンリング」回りのカーボン堆積が酷く、特に一番下の「オイルリング」が固着して動かない状態になっておりました。
20210217_1520210217_16
「ピストン」の側圧方向は多少の縦キズ程度で、磨耗は想定より少ない感じでしたが、ボス側は「オイル上がり」の原因と思われるスラッジで覆われておりました。

エンジンの分解と簡易の目視点検まで終わったので、ここから各パーツを洗浄して細かい測定作業の工程に入りました。

つづく

|

« リード110EX オイル消費! | トップページ | リード110EX エンジンOH »

修理(エンジン・マフラー)」カテゴリの記事

修理(カスタム・加工・特殊)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« リード110EX オイル消費! | トップページ | リード110EX エンジンOH »