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2021年1月31日 (日)

VTR1000F フロントフォークOH

フロントフォークのOH(オーバーホール)を頼まれました。

当店には新規のお客様で、バイクは1997年式「FireStorm (VTR1000FV)」でした。
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フロントフォークの左側からオイル漏れしているらしく、左右インナーチューブにキズやサビが多発しておりました。

本来はインナーチューブの交換が望ましいのですが、これは交換せずに表面のキズやサビのポリッシュ処理だけをして組み上げて欲しいと頼まれました。

このキズやサビが原因ともなってオイル漏れしている事はお客様もご存じのようで、今までも同様の処置を他店で何度か実施しているようでした。

この方法で今までは2~3年オイル漏れせず持ち堪えていたようなので、あまり当店では勧めない方法でしたが、お客様了解のもと作業を実施させて頂く事になりました。

部品としてはオイルシールやOリングなどのゴム製品とブッシング関係の交換をメインに、フロントフォークの分解、洗浄、オイル交換の作業になりました。
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作業の前に減衰アジャスタの位置を確認してみたところ、戻し回転数は左右で合っておりましたが、調整範囲が左右で異なる事が分かりました。

次にフロントフォークを車体から外そうとしたところ、フォークの一番上に付いてる筈のストッパーリングが付いてない事が分かりました。

これは恐らく前回のOH時に付け忘れたようです。

フロントフォークが車体から外せたので予め緩めておいたフォークキャップを取り外したところ、ロックナットの位置が左右で異なる事が分かりました。
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これも恐らく前回のOH時に組み付けをミスっていたようです。

抜いた古いオイルは非常に臭く水も含んでいるようなので、そうとう時間が経っていると思われました。
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オイルシールやブッシングの損耗も酷く換え時だったようです。
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フロントフォークの分解と洗浄が終わり、インナーパーツの交換も終わったので、フォークオイルを注入し十分にエア抜きした後、オイルレベルを合わせました。
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最後に左右で狂っていた減衰を正規に合わせ直し、全ての作業を終えました。

ステムベアリングも逝っちゃっているようなので、早めの打ち換えをお勧めします。

また何か有ればご相談ください。

有り難う御座いました。

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