ディオCESTA始動不能!
また走行中にエンストして再始動不能の訴えでした。
バイクは、’14年式「DIO CESTA」です。
このお客様には、同じ「DIO CESTA」を12年で2台乗り継いで頂いておりますが、その2台とも納車してから半年後には、この症状が出ておりました。
バルブシート部のカーボン噛みによるエンストですが、色々と対策を講じて、この数年は症状が治まっていたのですが、また発症してしまったようです。
エンストした場合の再始動の仕方も教えておいたのですが、遂にはバッテリーも上がり困り果てていたところ、通り掛かった若者に何度もキックしてもらったそうですが、それでも再始動できなかったようです。
お客様は80才を超える高齢の方ですが、その現場から20分ほどバイクを押して来店されました。
バッテリーは完全に上がっているので、テスト用のバッテリーに付け替えて始動を試したところ、セルモーター自体が回らない事が分かりました。
ふと後ろを振り向くとブレーキランプが点いて無い事が分かりました。
左のブレーキスイッチがダメなようで、右のブレーキレバーを握れば、ランプは正常に点いてセルモーターも普通に回る事が分かりました。
直ぐに再始動できなかった原因が分かったので、今度は右のブレーキレバーを握りながら、再度エンジン始動を試みました。
エンストの原因はバルブシートのカーボン噛みに違いないので、スロットルを少し開け気味で、エンジンを連続してクランキングさせたところ、少しづつエンジンに火が入り再始動に成功いたしました。
エンジンが掛かったので、故障している左ブレーキスイッチの交換と、コンビブレーキのイコライザー(前後連動部)を調整して、無事に修理を終えました。
毎度有り難う御座いました。
今年も宜しくお願いします。
エンジン燃焼室内には徐々にカーボンが堆積してゆきますので、当店では定期的に燃料添加剤「フューエルワン」を入れる事をお勧めしてます。
WAKO'Sの「フューエルワン」は、「清浄・防錆・水抜」の3大効能のある優れもので、ガソリンタンクに入れるだけで、タンク内やキャブレターなどの燃料中の水を除去します。
また揮発防錆剤がタンク内壁、キャブレター、FIなどの金属部品を錆から守ります。
更に燃料系統に溜まった汚れを強力に除去します。
特にタンク内やキャブレター、FI(インジェクター、スロットルボディ)、エンジン燃焼室、給排気バルブなどに付着するカーボンやワニス、ガム質を取除く効果に優れています。
原付スクーターから大型バイクまで、特にデリケートなFI装着車には欠かせない、日頃から定期使用して頂きたいケミカルです。
定期的な継続使用で、愛車のトラブルを未然に防ぎます。
是非お試しください。
WAKO'S「FUEL1+ANTIRUST」
¥1,600(税別)
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