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2020年10月 8日 (木)

リード110オイル上がり

「LEAD110」の続きで、いよいよエンジンの分解作業に掛かりました。
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先ずはエンジン一番上の「ヘッドカバー」を外して、その中の動弁系をチェックしながら「バルブクリアランス」の測定を行いました。
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「バルブクリアランス」は、吸排気とも基準値通りで問題なかったので、次に「シリンダーヘッド」を取り外し、「シリンダー」、「ピストン」の順で取り外して行きました。
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「シリンダーヘッド」の燃焼室には、それなりにカーボンが堆積しておりましたが思った程でもなく、「カムシャフト」や「ロッカーアーム」などの動弁系も問題なしのようでした。
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ところが吸排気の両「バルブ」を外して当たり面を見たところ、思った以上にカーボンが噛み込んでおり、特に排気側「バルブ」の当たり面であるフェイス部とシート部のカーボンは酷い状態でした。
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吸排気の両ポートから「バルブガイド」と「バルブ」のステム付近を調べましたが、損耗によるガタなども無くズムーズに動いているようで、ここでもオイルの付着など無く「オイル下がり」の兆候は見受けられませんでした。
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「シリンダー」に関しても目視では特に異常は見受けられませんでした。
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「ピストン」も「コンロッド」からスムーズに抜けてガタなども無いようでしたが、やはり「ピストンリング」一番下の「オイルリング」がカーボンで固着して動かない状態になっており、「ピストン」にも側圧方向に目立つ縦キズが入っておりました。
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ここまでの目視点検の段階でも、はやり「オイル上がり」(ピストン、シリンダー間の機密が低下)の可能性が濃厚となったので、ここからは実際に各パーツの測定作業を行ってみました。
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測定の結果「シリンダー」は基準値内でしたが、やはり「ピストン」が基準を超えて減っていたので、予想の通り今回のオイル消費は「オイル上がり」と結論つけて作業を進めました。

つづく

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