ZRX-Ⅱ タイヤ交換!
「ZRX-II」の続きです。
先日までに「キャブレター」のOHが終わったので、引き続き「タイヤ」の交換を始めました。
車両が入庫した時点で「タイヤ」を調べたら、フロントが’09年製造の11年前、リヤが’15年製造の5年前のものでした。
前後とも溝も無くなりヒビ割れだらけで、空気も全く入っておりませんでした。
念のため「タイヤ」交換をするに当たり、「ホイール」や「ブレーキ」にガタや引き摺りなどが無いか調べてみました。
するとフロント「ホイール」で「ベアリング」にガタが有る事が分かり、それが原因でブレーキにも引き摺りが発生しておりました。
リヤ「ホイール」でも「ハブダンパー」にガタが有る事が分かり、「ドライブチェーン」に至っては錆々でリンクが固着しておりました。
前後の「タイヤ」に加え、「ホイールベアリング」と「ハブダンパー」が追加交換となりました。
先ずはフロント「ホイール」の「ベアリング」を打ち換える作業から始めました。
初っ端に「ダストシール」を外してみたところ、真っ赤々に錆び付いた「ベアリング」が現れました。
左右2個の「ホイールベアリング」に「ダストシール」、「スナップリング」に「ディスタンスカラー」も打ち換え作業を終えました。
まだまだお金の掛かりそうなバイクだったので、「タイヤ」は安価な「IRC」の「RX02」で交換させて頂きました。
その際に分かったのですが、「タイヤ」が先日の「キャブレター」と同様で、この年式のサイズとは違う’95年式以降のもので入ってました。
正規のサイズで交換し、ホイールバランスをとって必要量のウエイトを張って終了しました。
リヤ「ホイール」の「ハブダンパー」はヘタリだけでなく、更に1ヵ所で切れてました。→
→
錆々の「ドライブチェーン」は、チェーンクリーナーで徹底的に洗ったあと、チェーンオイルを満遍なく浸透させてみたところ、錆も取れて固着していたリンクも動くようになりました。→
その上で調整を試みたところ何とか基準内に収める事ができたので、こちらは一先ず交換しない方向で様子をみて頂く事にしました。
一先ず今回の修理依頼はここまでで全て終了しましたが、次回からはオイル漏れしてる「フロントフォーク」の修理などが予定となっております。
また、ご相談ください。
有り難う御座いました。
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