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2020年9月13日 (日)

SPACY エンスト多発!

「エンスト」多発の訴えで修理を頼まれました。

初めての方かと思ったら、今から10年以上前に何度か来た事のあるお客様でした。

バイクは、新車から14年ほど経過する、’06年式の「SPACY100」なので、このバイクで「エンスト」と言えば大体の見当は付きました。

エンジンの空吹かしくらいでは「エンスト」の兆候は表れなかったので試乗してみたところ、やはり加減速時のエンジンがスイングした時のタイミングで「エンスト」を多発するようでした。

エンジン回りの「負圧チューブ」の損傷が原因と断定できたので、シートごとラギジボックスを取外しエンジン廻りを調べて診ました。
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やはりキャブレターとフューエルオートコック間を連結している「負圧チューブ」が裂けておりました。
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主原因はこの「負圧チューブ」の裂け目がエンジン・スイングする度に開いてしまい、そのタイミングでコックに負圧が掛からずオートコックが閉じて、結果的にキャブレターの燃料供給が止まって「エンスト」していたと言うことです。
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主原因の「負圧チューブ」以外にも裂けたり潰れたりヒビ割れしているチューブが散見されました。
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確かにこのバイクには多い不具合ですが、新車から10年を過ぎれば大概のバイクで、多かれ少なかれ同じような不具合は発生します。

いわゆるゴム部品は「熱・光・オゾン・油・薬品・負荷応力など」のストレスによって経年劣化するので、早い車両では6~7年でダメになる事もあります。(※メーカーでは、部位により4年毎の交換を指定しています。)

特にフューエル・ライン系のチューブやパッキン類に関しては、定期交換してない為にガソリン漏れで火災になった事例も発生しています。
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今回の「SPACY100」も、念のためヒューエル・チューブも含む合計8本のゴム製チューブを交換して修理を終えました。

序にバイクを移動させる度にカシャカシャ鳴っちゃっていた「ブレーキパッド」も交換させて頂きました。
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「ブレーキパッド」の減りも然る事ながら、「ブレーキディス」の方も限界なので、早めの交換をお勧めします。
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毎度有り難う御座いました。

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