« TZR250SPR キャブOH3回目! | トップページ | リード125新色ツートン納車! »

2020年4月29日 (水)

Gpz750オイル漏れ!

エンジンからのオイル漏れで、修理を頼まれました。

バイクは、’83頃の空冷「Gpz750」です。
20200429_01
示されたエンジン左側を視てみると、「シリンダーヘッド」の合せ面付近がオイルで汚れてました。

丁度その付近にはオイルラインが通っているので、直ぐに其処の「Oリング」か「ガスケット」が抜けている事は想像できましたが、其処とは別にエンジン左下のスプロケット周辺からもオイルが漏れてる事が分かりました。
20200429_0220200429_03
こちらの方が何方かと言うと広域に多量のオイルが漏れてるようなので、一先ずバイクを預かり、オイルの漏っている場所の特定から始めました。

エンジン全体を洗浄液とブラシを使って洗い完全脱脂しました。

暫くエンジンをアイドリングさせてオイルが漏って来るのを待っていると、真っ先に漏れ始めたのはエンジン真下の「オイルパン」からで、そこの「オイルフィルターカバー」の縁から多量のオイルが漏って来ました。
20200429_04
この段階では他から漏れて来ないようでしたが、更に数十分アイドリングを続けたところ、やっと「シリンダーヘッド」の合せ面から少量のオイルが滲み始めましたが、その場所はエンジンの左側(側面)では無く、エンジン後方の中央から左側にかけての合せ面からでした。
20200429_05
同時に「スターテングモーター」と「チェンジシャフト」からもオイルのテカリが現れました。
20200429_0620200429_07
お客様の立ち合いの元この状況を視て頂き、何でエンジン後方からオイル漏れしているのかは解せませんでしたが、作業としては「シリンダーヘッド」の「ガスケット」と、念のため「シリンダー」のベース「ガスケット」までの交換を前提に、作業を進めて行く事になりました。

「スターテングモーター」と「チェンジシャフト」のテカリは極微量なものなので、今回は触らずに「オイルフィルターカバー」の「Oリング」だけ交換する方向となりました。

手術前のエンジン状態を視ておく事にしました。

気温15度くらいで半チューク引いてエンジン始動しましたが、マフラーからは少し黒煙が出ているようで濃い感じでした。

アイドリングは非常に安定しており、吹けも戻りも悪くない感じでした。

「キャブレター」のオーバーフローや二次エア吸い込んでる兆候も無さそうなので、「点火プラグ」を外して焼けを視てみました。
20200429_08
「点火プラグ」も全体的に濃い感じで、特に#3が一番黒くなっていて、#1→#2→#4の順で煤が多く、#4が一番綺麗に焼けてる感じでした。

次にエンジン圧縮を測って視ました。
20200517_17
#1 1130kpa(11.5kgf/㎠)
#2 1100kpa(11.2kgf/㎠)
#3 1140kpa(11・6kgf/㎠)
#4 1180kpa(12.0kgf/㎠)

基準が、77.7~12.0kgf/㎠なので、全ての気筒で正常でした。

つづく

|

« TZR250SPR キャブOH3回目! | トップページ | リード125新色ツートン納車! »

修理(エンジン・マフラー)」カテゴリの記事

修理(カスタム・加工・特殊)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« TZR250SPR キャブOH3回目! | トップページ | リード125新色ツートン納車! »