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2020年2月20日 (木)

カゼ50 エンジン始動不能!

「X'pro風50」エンジン始動不能の訴えあり、修理を頼まれ車両を引き上げて来ました。
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「点火プラグ」は正常にスパークしているようでしたが、燃料が行ってないのか?乾いた状態でした。

エンジン圧縮が「15.2Kgf/cm2」と基準より大幅に高い値を示してました。

もしや?と思い、「エンジンオイル」の量を調べたところ、UPレベルを超えて並々入っており、しかも明らかにガソリン臭が漂っておりました。

なので「エアークリーナーボックス」内も診てみようと、カバーを外すためスクリューを緩めたところ、隙間からガソリンがバシャっとこぼれて来ました。
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「キャブレター」のドレンを緩めたところ、「チャンバー」内の燃料は直ぐには落ちず、ワンテンポ遅れて少しづつ排出し始めました。
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出て来た燃料には大量のゴミと水が混入しておりました。

ガソリンを含んでビショビショに濡れた「エアーフィルター」を掃除して、一旦ここでエンジン始動を試みてみました。

スロットル開け気味で暫くクランキングさせて何とか始動しましたが、アイドリング回転数が3千回転と非常に高く、そのうち「キャブレター」からオーバーフローが始まりました。

「キャブレター」をOH(オーバーホール)する事にしました。

オーバーフローしていたので、「キャブレター」を分解する前に、油面をみてみたところ一先ず正常な位置にありました。

次に「キャブレター」を分解して「フロート」高さを測ってみましたが、これも正常なようなので、後は徹底的に細かく清掃して組み戻しました。
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念の為エンジンの「バルブクリアランス(弁隙間)」を測定してみたところ、吸気側でクリアランスが全くありませんでした。
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吸排気で基準値にクリアランス調整した後、ガソリンで希釈した「エンジンオイル」を交換して、再度エンジン始動を試みたところ、一発始動でアイドリングも標準の2千回転に落ち着いて安定しました。

エンジン圧縮も基準値内の「12Kgf/cm2」に下がり、エンジンは調子を取り戻しました。

毎度有り難う御座いました。

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