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2020年2月 8日 (土)

シグナスX ブレーキ整備!

「エンジンオイル」の交換で来店されたお客様から、フロント「ブレーキ」からの異音も診て欲しいと頼まれました。

当店では始めて見る車両かと思いましたが、2年以上前に一度「タイヤ」や「ドライブベルト」を交換した事のある車両でした。
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「ブレーキ」は、詳しく診るまでもなく「ディスク」と「パッド」がダメでした。

あれからノーメンテで1万キロ以上走っていたようで、摩擦材の無くなった「パッド」で長く走り続けた結果、「ディスク」の方も激しく痛めておりました。

これが異音の原因なので、本来は「ディスク」と「パッド」の両方を換えないどダメなのですが、4万キロ近く走る’11年式の古い車両なので、今後バイクを乗り換える事も考慮して、今回は「パッド」交換だけ行う最低限の作業に留める事になりました。
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これだけノーメンテで乗りっ放しだった車両なので、このバイク特有の「パッドピン」の固着や、「ピストン」回りの作動不良が心配でしたが、慎重に清掃と給油をしながら作業を行った結果、無事に「パッド」の取り外しまで終える事が出来ました。

最後に「パッド」を「キャリパー」にセットする段階で、ブレーキラインの圧を抜くため「マスター」のキャップを外したところ、「ブレーキ液」が超真っ黒でした。

これを見て、お客様的にも流石に即交換してくれと頼まれましたので、追加で「ブレーキ液」の交換も行いました。
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お客様曰く、新車から9年一度も交換した事がないようでした。

毎度有り難う御座いました。

「ブレーキ液」は空気中の水分を徐々に吸収し沸点が下がります。

沸点の低いブレーキ液を使用しハードなブレーキングを続けると、ブレーキ液の一部が気体に変化して、ブレーキが利かなくなるベーパーロック現象を引き起こし大変危険です。

またブレーキは吸湿すると粘土が増加しブレーキの操作性を悪くすると共に、その水分がブレーキ各部に使用されている各種金属を腐食します。

その結果、ピストンの戻りが悪くなったり、引きずりの原因にもなります。

通常は2年毎くらいに行えばOKですが、ブレーキ・タッチに違和感があったり液が汚れて来たら時間に拘らず早めの交換が望ましいです。

特にハードにブレーキングする方などは、早めにお願い致します。

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