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2020年1月26日 (日)

ZZR1100 オイル下がり

「マフラー」から白煙を吐いてる「ZZR1100」の続きです。
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走行距離は1万6千キロ台と極めて少ない車両ですが、新車から21年ほど経つ’99年式「ZZR1100」です。

そもそも乗らずに休眠していた期間の方が長いバイクなので、吸排気バルブのステムシールなど、ゴム部品が劣化していても不思議ではありませんでした。

作業3日目。

ここまでの状況から「オイル下がり」が濃厚となりましたので、部品を少しづつ外して点検をしながら、その裏付け調査を進めて行きました。

先ずは「キャブレター」を外して「シリンダーヘッド」の吸気ボート側から覗き込み、吸気側の「バルブ」の状態を確認してみました。

「バルブ」の傘は、全体的にカーボンが堆積して少し湿っている感じでした。

ところが、#3の「バルブ」だけは他の「バルブ」と異なりカーボンの堆積が少なく、特に右側の傘にだけはカーボンの堆積が殆ど無く、濡れている感じでした。
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もう少し詳しく調べるために、「マイクロスコープ」で内視鏡検査をしてみました。

やはり#3の「バルブ」だけが明らかに他の「バルブ」と違う状態でしたが、どの「バルブ」にもステムにオイルが垂れて焼付いたような茶色い跡があったので、「オイル下がり」と言う意味では、どの「バルブ」も怪しい感じでした。
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#1 左                    #1 右
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#2 左                    #2 右
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#3 左                    #3 右
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#4 左                    #4 右

 

次に「ラジエター」を外してから、「マフラー」と「エキゾーストパイプ」を外し、今度は排気側からポートを覗いてみました。

排気ポートとバルブは、#1と#3に比べ#2のカーボン堆積が少なく、#4は少しカーボンが湿っている感じでした。
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#1                        #2
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#3                        #4
この後「シリンダーヘッドカバー」を外して、「バルククリアランス」(弁隙間)の測定を行いましたが、3年前にクリアランス調整をしてから千キロしか走ってなかったので、16か所全てのバルブで基準値内の隙間に治まっておりました。
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いよいよエンジン分解の作業に進みます。

つづく

 

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