« KX85リンク回り整備サスOH | トップページ | ZZR1100 オイル下がり »

2020年1月25日 (土)

ZZR1100 白煙!

10日ほど前に「ZZR1100」のエンジン不調の訴えで、修理の依頼がありました。

去年の11月末にも「キャブレター」のOHを依頼された、<セ〇ワくん>のバイクです。
20200125_01
「マフラー」から白煙が出ているらしく、アイドリングも打たない状態のようでしたので、ご自宅から5日ほど前にバイクを引き取って来ました。

その翌日から調査を開始し、一先ず何が起きてるのか現状の確認から始めました。

エンジンの始動性は極めて悪く、スロットルを開け気味でやっと掛かるも、その瞬間左右のマフラーから白煙が噴き出しましました。

スロットルを戻すとアイドリングしない状態で、スロットル開度1/4くらいを固定にして、やっとアイドリングを打つ状態でした。

この段階で一旦エンジンを止めてエキパイを触ってみたところ、#2のエキパイ温度だけが明らかに他より低い状態でした。

そんな感じで無理矢理アイドリングさせながら観察を続けてみると、相変らず白煙は出っ放しで、しかもパンパン火を噴いておりました。

更にエンジン回転を徐々に上げながら観察を続けると、相変らず回転上昇に合せて白煙を吐きながら「アフターファイアー」を起こしてました。

「エンジンオイル」と「冷却液」の量もチェックしてみましたが、特に異常はありませんでした。

この白煙は、恐らく「オイル下がり」または、「オイル上がり」の可能性が大きいのでしょうが、この段階では、下がっているのか?上がっているのか?の判断は100%できませんでした。

作業2日目。

「点火プラグ」を外して診たところ、全体的に煤で黒くなっていて、#1が濡れ、#2が湿り、#3が渇き、#4が湿り、な感じでした。
20200125_0220200125_03
「エンジン圧縮」の測定結果は、「#1:12.7k、#2:12.2k、#3:12.3k、#4:12.8k」で、基準値(9.0-13.8k)内でした。

一旦ここで「点火プラグ」を清掃したあと、火が正常に飛んでいる事を確認し、エンジンを再始動させてみました。

するとエンジンは一発始動でアイドリングも打つようになりました。

ただし始動の瞬間に白煙を噴き出すのは相変らずで、よく観察すると右のマフラーからの方が若干多めに出ている感じもしました。

ほぼ正常に自然なアイドリング回転数では白煙は少ないようで、回転上昇中も少なく、むしろスロットルを戻して回転が落ちた瞬間にボワっと出る感じでした。
20200125_04
一旦エンジンを切って数分後に再始動した時には、始動直後の白煙は出ないようになっておりました。

ここまでの観察では、「オイル下がり」の線が濃厚となって来ました。

つづく

|

« KX85リンク回り整備サスOH | トップページ | ZZR1100 オイル下がり »

修理(エンジン・マフラー)」カテゴリの記事

修理(カスタム・加工・特殊)」カテゴリの記事

修理(外車・逆輸入車)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« KX85リンク回り整備サスOH | トップページ | ZZR1100 オイル下がり »