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2019年12月17日 (火)

マジェS水温警告灯

「MAJESTY S」で「水温警告灯」が点灯するとの訴えがありました。

現時点で7万3千キロ近く走る’14年式の車両です。
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当店には去年の6月頃に、走行4万4千キロを超えたくらいから来出したバイクなので、それ以前の整備歴は分かりませんでした。

故障診断をする上で必要とする情報が全く無いので、お客様に伺ったところ、新車から5年半ほど経つ現在まで、冷却系統のメンテナンスは全くやってないと言う事でした。

なので調べて診たところ、やはり「リザーブタンク」内には「冷却液」が入っておらず、「ラジエター」側の方も上から見えないくらい減っている状態でした。

「冷却液」を補水して「水温警告灯」は消えましたが、この「冷却液」も5年以上交換されてないようでしたので、この機会に交換させて頂きました。
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それから今回は、左ブレーキレバー側の「ブレーキスイッチ」も交換させて頂きました。

これは1年くらい前から出ていた不具合ですが、「ブレーキスイッチ」が壊れていて、スイッチが戻らずブレーキ灯が点き放しの状態が続いてました。
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何度かタイラップなどでワイヤリングをするなどして、応急的な処置で症状を緩和させていましたが、流石にもう無理なので、今回の序に交換させて頂きました。

毎度有り難う御座いました。

冷却液について

冷却液には不凍液(エチレングリコール)と防錆剤(リン酸塩系物質)の入った、LLC(ロングライフクーラント)と云うものを使用しています。

エンジンは真水で冷やしている訳では有りませんヨ!

真水は摂氏0度以下になると凍結し始め氷となり、真水が固体化すると体積が膨張してしまうため、ラジエーターやエンジンなどの破裂に繋がります。

このため不凍液を使用して凍結を防止しています。

また、この冷却液の循環する冷却通路には鉄やアルミの金属製品が使われています。

このため防錆剤使用して腐食を防止しています。

更には冷却効率を高める消泡剤(泡立ち防止剤)などが使用されいます。

このLLCも3~5年で劣化して、その効能は失われます。

また、ラジエター含む冷却通路には、錆や溜まった不純物が堆積して行き、ラジエターそのものの冷却効果を奪って行きますので、大事な愛車のエンジンを守る為にも定期的な冷却液の交換が必要になります。

新車で買って今まで一度も交換した事が無い!
中古で買ったバイクだから過去の整備暦が判らない!
など、思い当たる方は早めに交換お願いします。

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