« ZZR1100車検 | トップページ | SR400車検 »

2019年6月23日 (日)

レッツ2エンスト多発!

'07年式「Let'S2」の修理依頼でした。
20190623_03
勢い良くセルモーターは回っているようですが、始動性が悪くキックでやっと掛かる感じのようでした。

走り出せば調子は良いようでしたが、信号待ちなどでエンストを多発するとの訴えでした。

手っ取り早く「点火プラグ」を診てみました。

1万キロ近く換えてないようだったので診てみましたが、想定していたよりも損耗の度合いが酷く、中心電極は肉眼でも判るほど減っちゃっておりました。
20190623_0120190623_02
何れにしても交換時期だったので、「点火プラグ」は新品に交換させて頂きました。

この序にエンジン圧縮を測ってみたところ、暖機状態でキックで測定しても8Kくらいしか上がらず、しかもそのキックがやたらと軽い感じがしました。

「点火プラグ」の交換で幾分か始動性は良くなりましたが、相変らずアイドリングが不安定なままでした。

「キャブレター」にゴミや水などの混入も無さそうでしたが、念の為に分解して内部も点検し洗浄して組直しました。

二次エアの吸い込みも無さそうで、マフラーも外して詰まりがないか調べましたが、問題は無さそうでした。

最後に一番怪しいクランク軸の「オイルシール」を診てみたら、やはり左側の「オイルシール」が抜けて一次圧縮抜けを起こしてました。

安い部品なので「オイルシール」を換えてみる事にしました。
20190623_06
こんな症状の場合は9分9厘これで治る筈で作業を進めてみましたが、「オイルシール」を換えてみてもエンジン圧縮は上がらず、相変らずキックは軽いままでした。
20190623_0420190623_05
ダメかな?と思いながら再びエンジン始動を試みたところ、スロットルを少し開け気味で掛けてあげればセルでも一発始動するまでになってました。

アイドリングも数分暖めてあげれば安定するようになり、試乗テストでもエンストする兆候はありませんでした。

ただし始動性も完全に良い状態とは言えず、冷機時にはアイドリングも不安定なままです。

今回はお客様と打ち合わせしたうえ、今回の修理はここまででとしましたが、恐らくエンジン自体(ピストン&シリンダー)で圧縮の上がらない原因(焼き付きなど)が有りそうなので、今後も経過観察をして頂き、お乗り換えも含めてご検討して頂ければと思います。

有り難う御座いました。

|

« ZZR1100車検 | トップページ | SR400車検 »

修理(エンジン・マフラー)」カテゴリの記事

修理(電装系)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ZZR1100車検 | トップページ | SR400車検 »