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2019年4月19日 (金)

GSX1300R隼ヒューエルポンプ交換

3年振りに<ア〇さん>が来店されました。

挨拶も早々に、お互いの口から出た言葉は<車検切れ!?>でした。

<ア〇さん>のバイク(GSX1300R)は、当店で3年前に「車検」をとって以来なので、去年車検が切れている事は判っておりました。
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と言う事で<ア〇さん>から「車検」を頼まれましたが、既に当店はGW前の繁忙期に入り、他の「車検」でスケジュールが一杯でした。

ところが<ア〇さん>、また急に遠くへ転勤の辞令が下ってしまい、猶予が無い感じでしたので、急遽ご自宅からバイクだけ引き取って来る事にいたしました。

「車検」が切れてからは実質1年間ですが、3年前に「車検」をとってからも99キロしか積算計が動いておらず、更に4年前から見ても160キロしか動いてないので、東京へ戻って来てからの4~5年は殆ど乗ってない状況のようでした。

そんな感じなので<ア〇さん>からは全油脂類と、「タイヤ」だけは新品に交換するよう頼まれました。

乗ってないので「点火プラグ」、「エアフィルター」は勿論OKで、「スロットルボディ」も綺麗でしたが一応クリーニングしてからエンジン始動です。

長い放置なのでオイルも落ちてるでしょうから、いきなりエンジン始動はせずに、一旦シリンダーヘッドのプラグホールから、エンジンオイルを少量注入して何度かクランキングさせ、シリンダー内にオイルを馴染ませてあげました。

「バッテリー」は<ア〇さん>が充電済みのようで、「セルモーター」は正常に回ったので、あとは燃料を補給してエンジンに火を入れる段階となりました。

ところが・・・・「タンクキャップ」を開けて燃料を補給しようとしたところ、「ヒューエルタンク」内が度を超えてサビサビなのに気づきました。
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これはヤバイと思い念のため「ヒューエルタンク」を車体から降ろし、「ヒューエルポンプ」も外して診たら、更に凄い光景が現れました。

「ヒューエルタンク」内も「ヒューエルポンプ」本体も超サビサビな状態でした。
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しかもメーターパネルのバックライトが灯火してないので調べたら、10Aのヒューズが切れている事が分かりました。

どうもIGスイッチを入れると切れるようなのですが、そこは正に「FULE」のヒューズなので、若しかしたら「ヒューエルポンプ」自体ダメな予感が走りました。

一旦ここまでの状況を<ア〇さん>に報告してから、「ヒューエルタンク」内及び「ヒューエルポンプ」のサビを除去する作業を始めました。

ガソリンやパーツクリーナー、中性洗剤などを使用し、ブラシやヤスリ、スクレーパーにマイナスドライバーまで駆使して、先ずは手作業で出来る限りのサビ落しと洗浄を行いました。

その後「タンク・クリーナー」をお湯で20倍に薄めて、「ヒューエルタンク」に注入してから24時間かけて除錆処理を行いました。
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ペール缶(20L)一杯分のお湯を作るのが大変で、ここまでの下準備だけでも丸一日かかりました。

24時間の除錆処理でも除去できなかったサビをもう一度手作業で落してから、最後に水圧で洗い流した後、また半日かけて乾燥させました。
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一連の工程を経てサビ取作業が終わったので、いよいよ「ヒューエルタンク」を車体に付けてエンジン始動ですが、やはりIGスイッチを入れたところでヒューズが飛んでしまいました。
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予想していた通り「ヒューエルポンプ」がダメなようなので、もう一度ポンプを外して分解してからモーターを調べたら、こいつが中でロックしてショートしてました。

結果的に「ヒューエルポンプ」の交換となりました。

なので作業は中止となり、一旦ここで車検場に入れていた「車検」の予約をキャンセルして、「ヒューエルポンプ」の取り寄せを行いました。

つづく

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