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2018年7月21日 (土)

スペイシー100エンスト多発!

「エンスト」多発の訴えで修理を頼まれました。

後輪の「タイヤ」もパンクしているようなので、ご自宅まで車両を引き取りに行って来ました。

当店には初めての方で、バイクは2万キロくらい走る’03年式「SPACY100」でした。

新車から15年は経つ「SPACY100」なので、このバイクで「エンスト」と言えば大体の予測は出来てたのですが、エンジンの空吹かしくらいでは「エンスト」の兆候は全く表れなかったので、先に「タイヤ」のパンク修理をしてから試乗して診る事にしました。

その結果やはり加減速時にエンストする事が分かり、エンジンがスイングした時のタイミングで多発するので、エンジン回りの「負圧チューブ」の損傷が原因と断定し、シートごとラギジボックスを取外しエンジン廻りを調べて診ました。
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やはりキャブレターとフューエルオートコック間を連結している「負圧チューブ」が裂けておりました。
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主原因はこの「負圧チューブ」の裂け目がエンジン・スイングする度に開いてしまい、そのタイミングでコックに負圧が掛からずオートコックが閉じて、結果的にキャブレターの燃料供給が止まって「エンスト」していたようです。

確かにこのバイクには多い不具合ですが、新車から15年も経てば大概のバイクで多かれ少なかれ同じような不具合は発生します。

いわゆるゴム部品は「熱・光・オゾン・油・薬品・負荷応力など」のストレスによって経年劣化します。

特にフューエル・ライン系のチューブやパッキン類に関しては、定期交換してない為にガソリン漏れで火災になった事例も発生しています。
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今回の「SPACY100」も念のためヒューエル・チューブも含む合計8本のゴム製チューブを交換して修理を終えました。
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この序にエンジン回りで定期交換を必要とする部位も点検して診たところ、エアークリーナーやエアーサンクションバルブの「エレメント」は汚れや劣化が酷く、「点火プラグ」も損耗激しく永い間交換されてなかったようでしたので交換させて頂きました。
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最後に平成17年に対象となった「リコール」が未実施となっておりましたので、対策品の「スロットルケーブル」に交換して全ての作業を終えました。

ゴム部品(フューエル・チューブ、ガスケット、Oリング、インシュレーター、ホルダー、ショックダンパーなど)は、経年劣化により亀裂が生じますので、未然にトラブルを防ぐ為にも製造後4年を経過しているものは交換して下さいネ。

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