2017年1月
2017年1月31日 (火)
2017年1月29日 (日)
パンク??
パンク修理の依頼が2件続きました。
2件とも当店には初めてのお客様で、後輪タイヤのパンクを訴えて来店されましたが、ともに修理は不可能な凄い状態のタイヤが付いておりました。
1台目のバイクは「LEAD110」で、確かに何か刺さってパンクはしているようでしたが、タイヤは殆どツルツルで溝が薄っすら見えているだけでした。
当然スリップ・サイン(磨耗限度表示)も消えて無くなり、古いタイヤでもありましたので、危険と判断し新品タイヤに交換させて頂きました。
スリップ・サイン(磨耗限度表示)とは、法律で決められたタイヤの使用限度を示すサインで、タイヤ・トレッド周上に6ヶ所位有るどれか1つでもスリップサインが現れた場合、そのタイヤは法的に使用不可となります。(整備不良で違反キップ&車検にも通りませんヨ!)2件目のバイクは「X’pro100」でしたが、こちらは更に凄い状態で、パンクと云うよりはタイヤが磨り減り過ぎて無くなってしまい、タイヤの一番奥の部分にあるコード層(カーカス)まで露出して、表と裏が貫通して空気が抜けてしまった感じでした。
こちらも当然パンク修理は無理なので新品のタイヤに交換してもらいました。厚みの薄く成ったタイヤは異物を貫通し易くなる為パンクする確立が上がり、実際にパンクの多発するタイヤは減ったタイヤに多いです。
パンク修理代の何回か分でタイヤ交換出来ちゃいますので、タイヤ交換を節約して先送りしても結果的に損している事の方が多いと思います。
こう言った意味でも危ないしタイヤ交換は早めにやるのが得策ですネ。
只今!タイヤ交換特価セール中です。(足回りの総合点検サービス付きです。)
スクーター用タイヤの殆どのサイズ在庫あります。
在庫の無いタイヤでも、注文翌日には入荷しますので、宜しくお願いいたします。
2017年1月28日 (土)
フュージョン ベルト切れ!
「FUSION」にお乗りの方からTELが入り、道端で故障して走行不能に陥ってるようでした。
7年ほど前からお付き合いの有るお客様で、当店で任意保険にも加入を頂いてたので、それに付帯のロードサービスを利用して車両を運んで貰いました。
このバイクは中古で乗り始めた2005年式「FUSION」のようですが、当店には2013年頃から持ち込まれるようになり、時々診させて頂いておりました。
去年の4月にオイル交換で来店された際には、既に走行距離も2万キロに達しておりました。
その後も数回来店されましたが、来店の度お客様には早期の「ドライブ・ベルト」交換を促しておりましたが、結果的に2万8千キロを超えたところで「ベルト切れ」したようです。
お客様も今回の故障が「ベルト切れ」な事は判っていたようで、バイク屋さんに言われた通りに早く交換してば良かったと反省しておりました。
診るまでも無くですが、ベルトは切れてプーリーに固く巻き付いておりました。
修理は普通にベルトだけ交換する作業とは違い、切れたベルトがプーリーに噛んじゃっていたり、破片やダストがエンジンケース内に飛び散っちゃっていましたので、それを取り除いたり掃除するのが大変でした。切れたベルトと同時に摩耗したウエイトローラーやスライドピースも一緒に交換して、翌日にはお客様へお渡しする事が出来ました。
ドライブ・ベルトはゴム部品の性質上、距離だけでなく時間の経過でも劣化が進み、今回のように最後には必ず切れてしまいます。
ドライブ・ベルトはタイヤみたいに溝が減ってきたので気をつけて乗ろうとかは出来ませんし、切れてしまうとパンク修理みたいに応急修理はできないので、出先でベルトが切れて走行不能の立ち往生は大変困ると思います。今回のように保険に加入していれば良いですが、そうでなければロードサービスを呼んだ場合には、それなりに高い料金が掛かりますし、切れたベルトがプーリーに巻き付き、ロックして急ブレーキが掛かり転倒などの事故に繋がる事もあり大変危険です。
スクーターにお乗りの方は切れる前の予防整備として、必ず定期的(2万キロ前後又は4年毎)なベルトの交換をお勧めいたします。
心当たりの方!早めに交換してくださいネ!
2017年1月27日 (金)
2017 CB1100 発売
「CB1100」、「CB1100EX」の熟成を図ると共に、
スポーティーな「CB1100RS」を新たに追加して発売。
ニュースリリース
http://www.honda.co.jp/news/2017/2170119-cb1100.html
2017年1月26日 (木)
GYRO Canopyエンジン始動不能
半年近く乗らずに放置していたらしく、久し振りに乗ろうとしたところダメだったようです。
バッテリーなのか?セルフスタートもダメで、キックも動かないとの事でした。
3輪のデカい車両で軽トラに載せるにも大変なので、仕方なく10キロほどの道程をバイクを押して引き取って来ました。
この方の「ジャイロ」は2005年頃から当店で診させて頂いておりますが、その後の11年でも2千キロくらいしか乗っておらず、元々が殆ど乗らずに放置の方が長いようなバイクです。
そんなバイクなので数年に一度のペースで来店され、バッテリーを幾度も交換しているバイクなので、当初は今回も単純にバッテリー上がりくらいと思っておりました。
ところが今回に限ってはバッテリーではなく、エンジンが何処かでロックしてクランキングしないようで、その結果スターターモーター自体が焼けちゃっておりました。
1993年式の2ストの「ジャイロ」です。
キックスターターが動かないので駆動系も隅々まで調べましたが特に異常はなく、直接クランクを手で直に回してもスムーズに回りますが、何故か?キックが固く数回振り下ろすと全く動かなくなってしまいます。
マフラーの詰まりもないようですし・・・何処でロックしているのか?
試しに点火プラグを抜いてキックをしたところ!!スムーズに動く事が判りました。
どうもエンジンのクランク室が詰まっているようなので洗浄して診たところ、エンジンロックもなくなりスムーズにクランキングするようになりました。
修理はエンジン内部の洗浄とスターターモーターの交換で完了しましたが、この機会を利用して今まで一度も交換した事のない消耗部品などを一式交換させて頂く事になりました。
エンジン回りでは点火プラグとエアフィルター類に、駆動系ではドライブベルトとウエイトローラーにスライドピース、そして前後のタイヤを交換いたしました。
新車から24年目にして初となる交換だったので、どれも劣化が酷く特にゴム部品のドライブベルトやタイヤはクラック(ヒビ割れ)だらけでした。
毎度有り難うございました。
2017年1月25日 (水)
レッツ4ホイールベアリング破損!
当店で2011年に販売した「LET’S4 PALLET」です。1年8ヶ月振りに連絡があり1年点検を頼まれました。
走行1千キロくらの中古車で販売した車両ですが、あれから6年近く経ってやっと1万キロ近く走られたようです。
点検の結果は前後のタイヤがダメなのと、フロントのホイール・ベアリングも逝っちゃってるようでした。
タイヤは新車当時の古いまま一度も交換していなかったので、クラック(ヒビ割れ)だらけで後輪に至ってはツルツルに磨り減っておりました。
ホイール・ベアリングは、リテーナーがぶっ飛び球が抜け落ちておりましたので、タイヤを交換しながらベアリングも新品に打ち替えました。
1万キロなので劣化したエアフィルター類を交換し、最後にエンジン・オイルを交換して終わりの筈でしたが、このバイク「リコール」の対象でした。
→
ドライブ・ベルトを耐熱性向上品に交換したり、エンジン燃焼室に発生するカーボンの堆積を抑える改善として、ファンカウリングにカバーを追加し、エンジン清浄剤を燃料タンクに注入して全ての作業を終えました。
毎度有り難う御座いました。
2017年1月24日 (火)
XJR400R 8万キロ突破!
「XJR400R」の車検でした。
このお客様とは彼此6年越しのお付き合いになりますが、今回は2年振りに連絡があり車検を頼まれました。
以前は通勤でも使用していたので、年間5~6千キロは走っていた「XJR400R」ですが、この数年は通勤で使ってないようで、年間2千キロも走っておりませんでした。
乗ってないとは云え、バイクは古い19年前の「XJR400R」なので、走行距離は遂に8万キロを超えておりました。
今までも色々と直しながら車検を通して来たバイクですが、今回も幾つかの不具合を修理して車検に挑みました。
先ずは「クラッチ・ケーブル」が殆ど切れている状態で、同時に「クラッチ・ホルダ」と「クラッチ・レバー」の摺動部も損耗が酷かったので、そこの軸となっているボルトと合わせて交換しました。
次にマフラーの修理をしました。
ここは4~5年前にも一度修理した事がありますが、サイレンサーのリベット部の穴が広がりガタガタになっちゃってましたので、今回も一旦全てのリベットを取外し、新しいリベットで打ち直しました。
それからフロントのタイヤが交換時期に差し掛かっていたので交換いたしました。
タイヤはスリップサイン(磨耗限度表示)もハッキリ現れ、溝も消えかかり始めた頃でした。
前回の交換から3年と3ヶ月が経ち距離も1万キロ少々走ったので、いい感じで使い切った方じゃないでしょうか。
フロント・フォーク右側のダストシールが酷く劣化していたので、フロント・ホイールを外す序に交換しました。
最後にエンジン・オイルやブレーキ液などの油脂類の交換をして整備を終え、車検も無事に合格いたしました。
毎度有り難う御座いました。
2017年1月23日 (月)
2017年1月22日 (日)
PCX150納車!
近所に住む若いお客様が、「PCX150」をご指名で買いに来てくれました。
当店の事は以前から通勤経路に有ったため知っていたらしく、この「ブログ」や「ホームページ」も見て頂いてるようで、既に来店の際には「PCX150」の製品情報や当店の事も良く知っているよでした。
なので店頭にはご希望のバイク「PCX150」の展示や在庫の無い事も分かった上での来店で、今回も試乗どころか実車も見ないままご契約を頂く運びとなりました。
車両「PCX150」はご注文から4日で入荷し、オプションで依頼された「トップボックス」も間に合ったので、店頭に在庫は在りませんでしたが、お客様にはお待たせする事無く即納する事が出来ました。
数あるバイクショップの中から当店をお選び頂き、誠に有り難うございました。
今後は愛車のアフターサービスとバイクライフのサポートに尽くしてまいりますので、どうか宜しくお願いいたします。
詳しい商品情報は→こちら「 PCX150 」
2017年1月21日 (土)
フュージョン前タイヤ交換
当店で2010年に販売した「FUSION」です。
1990年式の中古で販売した車両ですが、あれから今年で8年目に突入いたしました。走行距離も4万キロを突破しましたが、このお客様も頻繁にメンテナンスを受ける方なので、バイクは未だもってグッドコンデションを維持しております。
本日は自賠責保険の継続手続きで来店されましたが、その序にバイクのオイル交換と点検も依頼されました。
半年前にも6ヶ月点検を受けて頂いているので、今回は12ヶ月点検を実施いたしました。
欠かさず半年毎に点検と整備をして来てますので、今回も特に不具合は有りませんでしたが、フロントのタイヤが交換時期に差し掛かっていたので、追加して交換する事になりました。
タイヤはスリップサイン(磨耗限度表示)もハッキリ現れ、溝も消えかかり始めた頃でした。
前回の交換から丁度3年が経ち距離も1万キロ少々走ったので、いい感じで使い切った方じゃないでしょうか。
毎度有り難う御座いました。
2017年1月20日 (金)
VTR250前タイヤ交換
かれこれ2年くらい当店を利用頂いてる「VTR250」のお客様です。この度もエンジンオイルの交換でお越し頂きましたが、同時に去年の9月にお勧めしておいた「フロント・タイヤ」の交換も実施いたしました。
3万4千キロ近く走る「VTR250」で、当店にお越し頂くようになってからは、「リヤ・タイヤ」に関しては一昨年に一度交換させて頂いており、「フロント・タイヤ」に関しては今回が初めてでした。
2013年製造の4年前のタイヤが装着されており、硬化してヒビの入ったタイヤは、スリップ・サイン(磨耗限度表示)も消えかかっておりました。
今回もタイヤに関しては特に要望や銘柄指定が無かったので、純正指定のタイヤと同等の性能でありながら安価なものを選んで差し上げ、今回はMICHELINの「PILOT STREET」と言うタイヤをお勧めしてみました。
毎度有り難う御座いました。
スリップ・サイン《磨耗限度表示》とは、法律で決められたタイヤの使用限度を示すサインで、タイヤ・トレッド周上に6ヶ所くらいあり、そのどれか1つでも現れた場合は、そのタイヤは法的にも使用不可となります。
タイヤは材質であるゴムの性質上、空気中のオゾンや紫外線の影響を受けて、距離だけでなく時間の経過でも劣化が進んで行き徐々に固く硬化して行きます。
そして柔軟性が無くなり亀裂が発生したり、内部からも劣化が進みますので、タイヤ溝が残っていても通常は3年毎の交換が推奨されています。
またゴムは低温になると更に硬化し弾性がなくなって行き、特に路面温度の低くなるこれからの時期は、タイヤは路面をグリップせずに滑るようになります。
本格的な寒波の到来前に、危険ですので古いタイヤは早めの交換をお願いします。
只今!タイヤ交換特価セール中です。 (足回りの総合点検サービス付きです。)
スクーター用タイヤの殆どのサイズ在庫あります。
在庫の無いタイヤでも、注文翌日には入荷しますので、宜しくお願いいたします。
2017年1月19日 (木)
V-MAXレリーズシリンダー交換
年始から頼まれていた「V-MAX」の修理です。
エンジン始動は出来るもののクラッチの作動(断続)が不良のようで、ギヤを入れた途端にエンストしてしまうとの訴えでした。
今年は初日から修理の依頼が殺到しましたが、年末やり残しの修理も山積だったので、このお客様にも10日ほど入庫を待って頂き、先日バイクを引き取りに行って来ました。
当店には初めてのお客様で最近近所に越されて来たのか?「札幌ナンバー」のバイクで、1987年式の30年も前の古い「V-MAX」でした。
暫く乗らずに放置していたバイクらしく、久し振りに乗ろうとしたところダメだったようなので、当初はクラッチ板が張り付いているか、若しくは油圧ラインにエアが噛んでいる程度と考えておりました。
予想通りクラッチ・レバーの入力に全く手応えが無くフニャフニャだったので、フルード(液)の入れ替えをしながらエア抜きを行いました。→
ここから1時間ほど掛かり、やっとの事で入力も固くなりエアも抜けたかと思いきや!ここまで来て急にまた手応えが無くなってしまい、フニャフニャになってしまいました。
何処かで抜けてるみたいなので各部を点検して診たところ、レリーズシリンダーから液漏れしているようでした。
早速レリーズシリンダーを外して調べたところ、ピストン周りのゴム製シールの劣化が酷く、固く硬化しヒビ割れが多発しておりました。驚いた事にシリンダー側もアルミ地の内壁が減ってしまい段付磨耗を起こしていたので、今回はレリーズシリンダーごとコンプリートで交換する事になりました。
いつ頃から乗ってるバイクなのかは定かでは在りませんが、ブレーキ側も含めて今まで一度もフルード(液)交換をした事が無いらしいので、今回の序に前後のブレーキ・フルード(液)も交換して全ての作業を終えました。
有り難う御座いました。
2017年1月18日 (水)
CRF250RALLY近日発売・・・
CRF250RALLY Coming soon・・・
http://www.honda.co.jp/CRF250RALLY/new/
開発コンセプト『ザ・ダカールレプリカ 週末の冒険者へ!』
(※WEB Mr.Bike より転用)
予約受付開始!
2017年1月17日 (火)
DRAGSTARクラッチケーブル切れ!
「クラッチ・ケーブル」の交換依頼で、「DRAGSTAR」にお乗りのお客様から連絡が入りました。
走行中にクラッチ操作に不具合が出始め、なんとか自宅までは辿り着けたようですが、「クラッチ・ケーブル」は完全に切れているようでした。
さっそく近所にお住まいのお客様宅からバイクを引き取って来て調べてみました。「クラッチ・ケーブル」は何本かのワイヤーで繋がっているだけで、やはり殆ど切れている状態でした。
お客様の指示通り「クラッチ・ケーブル」を交換する事になりましたが、調べたところ実はこのバイクは1年8か月前にも一度「クラッチ・ケーブル」を交換した事がありました。
その間に走った距離も1万6千キロ程度なので、「クラッチ・ケーブル」が切れるにはちょっとペースが早過ぎな感じです。
更に調査を進めると「クラッチ・ホルダ」と「クラッチ・レバー」との隙間が異常に広く、上下に大きくガタが発生しているのが分かりました。→
「クラッチ・ホルダ」から「クラッチ・レバー」を外し原因を調べたところ、「クラッチ・ホルダ」内側のピボット部が磨耗して薄く削れておりました。
その結果「クラッチ・レバー」側も削れてしまい、それが原因で「クラッチ・レバー」を作動させる度に「クラッチ・ケーブル」が「クラッチ・ホルダ」に干渉してしまい、少しずつ削れて「クラッチ・ケーブル」切れに至ったようです。
今回は「クラッチ・ケーブル」に「クラッチ・ホルダ」、「クラッチ・レバー」と、そこの軸となっているボルトも一緒に交換して修理を終えました。
毎度有り難う御座いました。
2017年1月15日 (日)
2017 AMA SUPERCROSS
今年もAMAスーパークロスが開幕しました。
<Honda>の「CRF450R」が開幕から2位(KTM)に16秒もの大差をつけて、今季初勝利を挙げ、アナハイム~サンディエゴと2戦まで終わったよころで2連勝を飾りました。
今シーズン新加入の<#94 Ken Roczen>も速いライダーですが、これだけマシンの力で圧倒的な差が出るレースも珍しいような?’17モデル「CRF450R」の恐るべき速さに驚かされました。
2017年1月14日 (土)
PCX125バックレスト取付!
このお客様も当店で何台もバイクをお乗り換え頂き、もう9年くらいお付き合いを頂いてる大のお得意様です。
この「PCX125」に関しては、それまで乗って頂いていた「LEAD110」からの乗り換えで、2014年に購入を頂いたものです。
この度は「タンデムバックレスト」の取り付けでお越し頂きました。
去年の暮れにエンジンオイルやブレーキ液の交換で来店された際に、注文を頂いたパーツですが、最近二人乗りする機会が増えた事から、この「タンデムバックレスト」の装着を思い立ったようです。
年末年始を挟んで年明けの先日パーツが入荷したので、早速お客様に来店頂き「タンデムバックレスト」を装着してみました。
実用も然る事ながら見た目にもカッコ良くなりました。
また何か有ればご相談ください。
毎度有り難う御座いました。
2017年1月13日 (金)
2017年1月12日 (木)
CYGNUSブレーキ液交換
当店で2014年に販売した「シグナス」です。
この度はエンジンオイルの交換でお越し頂きました。
このお客様には前回8ヵ月前のオイル交換の時にもご案内しておりましたが、今回で新車から3年近く経って距離も1万4千キロを超えておりましたが、未だミッションオイルやブレーキ液などの油脂類の交換が済んでないようでした。
これら油脂類の定期交換の必要性を改めて説明させて頂き、今回はエンジンオイルに追加して交換させて頂く事になりました。
ブレーキ・フルード(液)は、流石に新車から3年で初めて行うの交換だったので、ご覧の通り茶褐色に汚れておりました。→
ミッションオイルに関しても1万キロ以上走って新車から初めての交換だったので、鉄粉混ざりの汚れたオイルが出て来ました。
ブレーキ液は空気中の水分を徐々に吸収し沸点が下がります。
沸点の低いブレーキ液を使用しハードなブレーキングを続けると、ブレーキ液の一部が気体に変化して、ブレーキが利かなくなるベーパーロック現象を引き起こし大変危険です。
またブレーキは吸湿すると粘土が増加しブレーキの操作性を悪くすると共に、その水分がブレーキ各部に使用されている各種金属を腐食します。
その結果、ピストンの戻りが悪くなったり、引きずりの原因にもなります。
通常は2年毎くらいに行えばOKですが、ブレーキ・タッチに違和感があったり液が汚れて来たら時間に拘らず早めの交換が望ましいです。
特にハードにブレーキングする方などは、早めにお願い致します。
毎度有り難う御座いました。
2017年1月11日 (水)
X'Pro風50 納車!
今回も長くお付き合いを頂いてるお客様から、バイクの注文を頂きました。
今までお乗りのバイクは6年近く診させて頂いておりましたが、その2004年式「ディオ」も今年で12年目に突入し、殆ど乗ってなかったのですが飽きてしまったようで、この度のお乗り換えになりました。
暮れに注文を頂き年末ギリギリに入荷してきたのですが、慌てずに年明けでもいいよと言って頂いたので、追加で頼まれたオプションのリア・キャリアと28Lのラゲッジボックスを付けて、本日納車の運びとまりました。
今回も選んで頂いたバイクはSYMの「X'Pro風50」でしたが、やっぱし、このバイクって売れますネ!
この「X'Pro風50」は当店でも何十台と販売していますが非常に丈夫なバイクです。
既に5~6万キロ以上走行している車両も珍しくないのですが、今まで整備不良以外で故障した車両は皆無でトラブル知らずのタフなバイクです。
「X'Pro風50」は、エンジンに高性能4サイクル・セラミックコート・エンジンを採用し、速度リミッターなしで、スピードメーターは90キロまで表示されてます。
以前テストコースで試乗した事がありますが、一般的な国内モデルの原付スクーターが50キロそこそこしか出ないのに対して、この「X'Pro風50」は70キロ以上も出たのが凄く印象に残っていて、時間を掛ければもう少し最高速度は伸びるんじぁないかと思ったくらいです。(あくまで公道での法廷速度は30キロですので、交通ルールは守りましょう!)
外観も、その走りを伺わせるリヤ・ウイング付きのスポーツタイプで、見た目にもカッコいい仕様となってます。
この他、国産メーカーにはないSYM独自のユニークな装備も満載で、ガソリン・スタンドでシートに座ったままでも手を汚すことなく給油が可能な、ワンタッチ・オープン式給油口をテールカウル上部へ設置し、メインキーを左に回すとガソリン・タンク・キャップが自動開蓋します。また、ハンドル左側のスイッチを押すだけでシートを自動で開けられる、ワンタッチ・シート・オープナーやシート内部にはスイッチをオンにすると点火がカットされ、盗難やイタズラを抑止する盗難抑止点火カットスイッチが採用されています。
もちろん盗難抑止シャッター・キーもついてます。
国産メーカーではオプション設定のサイド・スタンドも標準装備で、上級車モデルでは当たりまえのフロントインナーボックスにハンドル左下には小物入れまで装備。
シート下のメットインスペースは25Lもの大容量です。
これだけの豪華装備が満載で価格も安い!
売れてる最大の理由は、このコストパフォーマンスの高さですかネ!?
ところが残念な事に、これだけ人気の「X'Pro風50」も、残念ながら昨年生産済みの在庫を最後に販売終了なる知らせがありました。
現時点では各色まだ在庫が有るようですが、色によっては直ぐに完売してしまうと思いますので、皆さん買い損じの無いようにご注文はお早めに!
SYM《 X'Pro50風 》
「走行距離無制限2年保証付き、迅速なパーツ供給で安心です。」
●標準色(ホワイト、ブラック、レッド、シルバー)
通常価格:¥139,000→¥119,000
(別途、登録料・整備料・保険料・消費税などの諸費用が掛かります。)
期間・台数限定!急げ!早い者勝ち!
SYM製品のご用命は、取扱ディーラーの当店「ファンホールズ」で!
ご注文お待ち申し上げます。
詳しい商品情報は→こちら「X'Pro50風」
2017年1月10日 (火)
ディオCESTAベルト交換2回目
このお客様も当店で何台もバイクをお乗り換え頂き、もう30年近くお付き合いを頂いてる大のお得意様です。
この「DIO CESTA」に関しては、それまで乗って頂いていた同じ「DIO CESTA」からの乗り換えで、2007年に購入を頂いたものです。
この度は「エンジン・オイル」の交換と共に、前回5ヵ月前のオイル交換の時にご案内していた、「ドライブ・ベルト」の交換も頼まれました。
「ドライブ・ベルト」は新車から4万3千キロ以上走り、今回で2回目の交換となりました。
序に「リヤ・タイヤ」も交換時期となっておりましたので、新車から5回目の交換を行いました。
このお客様も頻繁にバイクのメンテナンスをする方なので、新車から10年近く経つ「DIO CESTA」ですが、未だ新車の時のようなコンデションを保って頂いております。
まだまだ長く乗れると思いますので、これからもバイクの整備に心がけてください。
毎度有り難う御座いました。
2017年1月 8日 (日)
リード110油脂類交換1万キロ整備!
当店で2011年に販売した「LEAD110EX」です。このお客様のバイクも新車から5年と7ヶ月ほど経ちますが、近場の通勤でしか使ってないので、距離は1万1千キロをやっと超えたところです。
なので今までは年に1度くらいの来店で、「エンジン・オイル」の交換くらいしかやってませんでしたが、流石に6年近く経って1万キロも超えて来たので、ここらで一発、時間や距離で定期交換を必要とする消耗品などの交換をしておく事になりました。
先ずは1万キロなので、「点火プラグ」と「エアフィルター」に「ミッションオイル」を交換しました。
「点火プラグ」は中心電極が減って丸くなっておりました。→
「エアフィルター」も超!真っ黒に汚れてました。
「ミッションオイル」も新車から初めての交換だったので、鉄粉混ざりの汚れたオイルが出て来ました。
本当は2年毎に定期交換するはずの「ブレーキ液」は、流石に新車から6年近く経って初めて行う交換だったので、ご覧の通り茶褐色に汚れておりました。→
→
「冷却液」も本当は4年毎に定期交換のはずでしたが、新車から6年近く経って初めての交換でした。
それから「フロント・タイヤ」も交換しました。
「リヤ・タイヤ」は一度交換しておりますが、「フロント・タイヤ」に関しても新車から初の交換でしたので、流石にスリップ・サイン(磨耗限度表示)も消えて固く硬化しておりました。
最後に「エンジン・オイル」の交換をして全ての作業を終えました。
毎度有り難う御座いました。
2017年1月 7日 (土)
アドレスV125整備
年明け早々<中長老様>からTELが入り、「アドレスV125」がパンクのようでした。
暮れに気付いてエアを補充したらしいのですが、空気を入れながら抜けてしまう状態で、残念な事に年末年始はバイクに乗れなかったそうです。
そんな状況だったので、バイクは連絡の翌日に軽トラで引き上げてきました。
パンクしたリヤタイヤは1ヶ月くらい前に交換したばかりだったので、変な事になって無い事を願いながら調べたところ、幸い普通のパンクのようでタイヤ接地面に穴が開いてるだけでした。
穴も小さくプラグを一発打ち込んで無事に修理は完了いたしましたが、バイクの引き取りが数日先になったので、この機会に他の部分も軽く点検して差し上げたところ、フロントの「ブレーキパッド」が交換時期になっておりました。
<中長老様>からは、1ヶ月前にお勧めしておいた「点火プラグ」や「エアフィルター」、「ミッションオイル」などの交換も頼まれていたので、この「ブレーキパッド」も追加で引き続き交換作業を行いました。
「点火プラグ」と「ミッションオイル」は前回の交換から丁度1万キロで、新車から4回目の交換でした。
「エアフィルター」も前回の交換から丁度1万キロで、新車から3回目の交換でした。
「ブレーキパッド」に関しては、前回の交換から8千キロ少々走り、今回で新車から6回目の交換でした。
<中長老様>も頻繁にバイクのメンテナンスをする方なので、新車から10年で走行距離も5万キロを超えた「アドレスV125」ですが、未だグッド・コンデションを保って頂いております。
まだまだ長く乗れると思いますので、これからもバイクの整備に心がけてください。
毎度有り難う御座いました。
2017年1月 6日 (金)
2017年1月 5日 (木)
2017年1月 4日 (水)
仕事始め!
今日から営業しました。
今年も人並みに4日間も休ませて頂きました。
今年は「Live DIO S」の修理から始めました。
エンジンから物凄く大きな音を発しておりました。この異音は概ねクランク・ベアリングが逝っちゃってる音です。
エンジンカバーを外してクランクを軸先端を動かしてみると、やはり左右ともガタガタでした。
今回もエンジン総バラのオーバーホールを行う事になりました。
クランクケースからシリンダーを外して、コンロッドからピストンを外しクランクケースを割りました。クランクケースに圧入されてるクランク・ベアリングを新品に打ち替えて、エンジンを組み戻し終了です。
同時に損耗していたウエイトローラーやスライドピースと共に、劣化して切れ掛かっていたドライブベルトも新品に交換して、全ての修理作業を終えました。
初日の仕事始めとしては、朝から引っ切り無しに仕事の途切れる事の無い忙しい一日になりました。
本年も宜しくお願いします。
最近のコメント