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2016年7月 3日 (日)

GSX-R1000ステムベアリング打換

早いもので<マル2さん>の「GSX-R1000」も、2007年に乗り出して頂いてから早や9年が経ち、今回で4回目の車検となりました。

9年経って距離も6万3千キロくらい走りましたが、<マル2さん>のバイクも今までキチン20160703_01とメンテナンスさせて頂いておりますので、見た目もコンデションも未だ新車のような状態を維持されております。

今回の車検でも大きな不具合は見受けられませんでしたが、強いて云えば一点だけステムの動きが今一でした。

ご本人的には自覚症状はないようですが、明らかに動きに引っ掛かりが出ているようなので、今回はステムのベアリングを打ち換える事といたしました。

作業前に改めて正確な状態を確認しておくために、フロントフォークからステアリングの抵抗となるステアリングダンパーを外して、もう一度ステムの動きを診てみました。

20160703_02_2ダンパーが装着されてるタイプは判り難いのですが、こうしてダンパーを外してみるとステム単体の動きを正確に感じ取る事ができます。

状態は想定以上にベアリングが蝕まれているようで、ステムを回すとゴリゴリと凄い状態となっておりました。

本作業に入り、フロントホール→フロントフォークと外し、上下のアッパー、アンダー・ブラケットを抜いて、メイン・フレームのヘッド・パイプ上下2箇所に圧入されている問題のベアリング抜いてみました。

すると油っ気の抜けたリテーナー・タイプのベアリングが現れ、相手側のボールレースには予想通り酷い段付の磨耗痕が入っておりました。
20160703_0320160703_04
この摩耗して落ち込んだレースの谷をベアリングが乗り越えて行く時に、ステアリングがスムーズに動かずゴリゴリ感が発生して、時としてカックンとステアリングが止まっちゃったりするんですネ!
20160703_0520160703_06
上下とも新品のベアリングに交換しますが、今回は特別に普段モトクロッサーやレーサー20160703_07_2にしか使っていない、アメリカ製の高性能耐水グリスを使用して、リテーナーの隙間など隅々にグリスを封入し、念入りにベアリングの潤滑を行いました。

この後ヘッド・パイプにベアリングを圧入して、取り外しの逆順に組み上げ完了ですが、途中一緒に出来る作業としてフロントフォークのインナーチューブやブレーキキャリパーのピストン回りも綺麗に磨いて給油して組み上げました。

20160703_08_2この辺は汚れや錆びが出ちゃうとシールを痛めてオイル漏れや作動不良を起こしますので、特にインナーチューブに関してはダストシールを外して洗浄した後、オイルシールの延命処置として「フッ素系乾性粉末潤滑剤」を塗布して組み上げました。

つづく・・・・

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