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2016年2月 2日 (火)

MAJESTYステムベアリング交換

「マジェスティ」にお乗りのお客様から、ステムベアリングの打ち換えを頼まれました。

20160202_04もう10年以上前からお越し頂いてるお客様のバイクで、走行距離も4万5千キロを突破した2003年式の「マジェスティ」です。

既に1年ほど前に来店された際には症状が出ており、早目の打ち換えをお勧めしておりました。

あれから大分経ち5千キロ以上走って、ついにステムはバキバキになり完全に機能を失って、もはや真っ直ぐ走る事もままならない20160202_01状況になって観念したようで、今回のステムベアリング打ち換えの依頼となりました。

作業前に改めて確認したところ以前より更に酷い状態で、ステムがスムーズに動かず数ヶ所でハマり込んだ様に引っかかり止まってしまいます。

20160202_02ハンドルと連動して動くステム・シャフト(回転軸)は、メイン・フレームのヘッド・パイプ内に挿通され、ヘッド・パイプ上下2箇所に圧入されたベアリングで支持されてますが、このベアリングは一定の期間を経過すると、グリス切れ(潤滑不良)などにより磨耗や腐食を起こし今回の様な不具合として現れます。

ステムを外してビックリ!ベアリングは全く油っ気が無くなり、真っ赤々に腐食してました。
これなら納得!久し振りに見る酷い状態です。

20160202_03この後ステムとフレームに圧入された古いベアリングを抜き取り、古いベアリングが抜けたところで新しいベアリングにグリスを念入りに封入後、フレームとステムに圧入し直しステムを組上げました。

今回のお客様も当初は当店に指摘されるまで、この不具合に対しての自覚症状は有りませんでしたが、永く同じバイクに乗っている方などは徐々に蝕まれていった症状に、なかなか気が付かなかったり、中古車でバイクをお乗りの方などは、「これが正常」と思い込んで乗っている方も多く、今回の様に当店で点検を行った際に発見されるお客様も多く見受けられます。

中には不具合を指摘されるまで低速走行でバランスが取れずふら付いたり、カーブが上手く曲がれずつまずきそうになるのは、自分がバイクに乗るのが下手だからと思ってる方も非常に多く、せっかくお乗りの自慢のバイクの性能を引き出すどころか味わう事もできず、そのバイクをそのまま評価している方も多くいるようです。

ステアリング・ステム(舵取装置)は、バイクの最も重要な基本性能を担った部品ですので、皆さんも定期的な点検、メンテナンスを是非お勧めいたします。

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