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2016年2月24日 (水)

TODAY始動不能!

当店で2011年に販売した「トゥデイ」です。

今回で新車から3回目のエンジン始動不能の訴えで、お客様宅からバイクを引き取って来ました。

20160224_01共にエンジン燃焼室内(給排気弁周り)のカーボン堆積による圧縮低下が原因で、最初は新車から走行5千キロを超えた頃に発症し、その時はメーカーの保証対応にて対策部品に交換して対処しましたが、その後も2~3千キロ走ると同様の症状が発生しております。

本来ならエンジンを直接分解して中に溜まった煤(カーボン)を掃除しあげるのが望ましいのですが、保証期間を過ぎたバイクなので費用を抑えるために、それ以降は毎回エンジンの非分解による簡易の洗浄を行い処置して来ました。

今回も車両を引き取って来た段階で、エンジン圧縮は3.4キロ程度しか有りませんでし20160224_02た。

これではエンジンが掛かる訳が有りません。

なのでエンジンの点火プラグ穴からエンジンコンデショナー(洗浄剤)を突っ込んで、今回も簡易の洗浄を行いカーボン(煤)を除去し、なんとかエンジンが回ったところでバンバン回して更にカーボン(煤)を吹き飛ばし、最終的にエンジン圧縮を12.8キロまで復活させました。

20160224_03今回で点火プラグとエアフィルターも交換時期に達しておりましたので、一緒に交換して全ての整備を終えました。

全ての「トゥデイ」で同様の症状が出ている訳では有りません。

どちらかと云うと当店ではこのお客様のバイクで出ているくらいで、滅多に起きない故障ですが全体では時々起きているようです。

このお客様は60才代の女性の方で、このバイクは時々気の向いた時に自転車代わりに使うだけで、近所の買い物などで週に何回か乗る程度です。

今までもバイク取扱方法など何度かレクチャーさせて頂いておりますが、もっとエンジン回せとかまでは云えないので、何度も同じ事を繰り返してしまっております。

この「トゥデイ」と兄弟車の「ディオ」も遂にメーカー生産が終了となり、既に後継の「ダンク」と「タクト」に切り替わっておりますが、こちらの新型モデルは今までの「トゥデイ」や「ディオ」で出ていたネガティブ要素は全て解消されているそうなので、あと2~3年乗ったら乗り換える事もお勧めします。

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