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2015年5月23日 (土)

TZR250SPR 冷却液交換

<ウミ坊主様>が「TZR250SPR」に乗って来店しました。

もう一台ご所有の「ZZR1100」の方では、この10年でも年平均7~8回は入庫されていますが、この「TZR250SPR」では約1年振りの入庫でした。

来店の目的は12ヵ月点検とミッション・オイルの交換です。

2010年頃までは概ね1年毎に換えていたミッション・オイルも、今回は5年振りの交換になりました。

20150523_01_2ミッション・オイルは当店推奨の米国製輸入オイル「SPECTRO」で交換しました。

このオイルはシフト・フィーリングとクラッチの切れが非常に良く、特に熱くなって来た時のクラッチ切れ不良を解消してくれます。

またレース時などの2、3速スタートや過酷な使用にも耐えますので、皆さんも是非一度お試しください。

20150523_02オイル交換を行いながら12ヵ月点検を項目通り行って行きました。

1年振りの入庫って云ってもこの1年で走った距離はたったの9キロでした。

この5年でも2千キロ弱しか乗ってなかったので消耗部品の交換はありませんでしたが、一箇所だけラジエターキャップがダメでした。

ラジエターキャップはプレッシャーキャップとも云い、ただのフタ(キャップ)ではなくキャップの裏には設定の圧力まで開かない加圧弁が付いています。

水冷エンジンの場合はエンジンの熱を冷却液で吸収してラジエーターで熱を放熱しています。
ラジエーター内の冷却水は過熱と共に膨張し通常であれば100度で沸騰しますが、膨張による圧力を一定まで逃がさず、この加圧弁で加圧することで冷却水の沸点を上昇させ放熱効率を上げています。

加圧弁には設定圧力まで開かないようなバネが付いていますが、故障の多くの場合このバネのヘタリでラジエターキャップがダメになります。

そうすると沸点温度が下がり100℃近くで沸騰してしまい、冷却水を吹き出したりオーバーヒートの原因にもなります。


20150523_03ラジエターキャップを交換する事になりましたが、こちらのキャップも当店一押しの「COOL TECH」のプレッシャーキャップへ交換しました。

この序に冷却液も交換する事になりましたが、これは実に9年振りの交換となりました。

冷却液について
冷却液には不凍液(エチレングリコール)と防錆剤(リン酸塩系物質)の入った、LLC(ロングライフクーラント)と云うものを使用しています。


20150523_04エンジンは真水で冷やしている訳では有りませんヨ!

真水は摂氏0度以下になると凍結し始め氷となり、真水が固体化すると体積が膨張してしまうため、ラジエーターやエンジンなどの破裂に繋がります。

このため不凍液を使用して凍結を防止しています。


20150523_05また、この冷却液の循環する冷却通路には鉄やアルミの金属製品が使われています。

このため防錆剤使用して腐食を防止しています。

更には冷却効率を高める消泡剤(泡立ち防止剤)などが使用されいます。

このLLCも3~5年で劣化して、その効能は失われます。

また、ラジエター含む冷却通路には、錆や溜まった不純物が堆積して行き、ラジエターそのものの冷却効果を奪って行きますので、大事な愛車のエンジンを守る為にも定期的な冷却液の交換が必要になります。

新車で買って今まで一度も交換した事が無い!
中古で買ったバイクだから過去の整備暦が判らない!
など、思い当たる方は早めに交換お願いします。

20150523_06_2ウミ坊主様>毎度有難う御座いました。
そして今回も「肉」届けて頂き有難う御座います。
毎年2~3回は頂いてる超旨メ~お肉待ってました!
今日の晩飯が楽しみです。

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