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2015年5月 2日 (土)

CBR250Rフロントフォークオイル漏れ!

<超長老様>が1987年式「CBR250R」に乗って来店されました。
右側のフロントフォークからオイルが漏れているようです。

インナーチューブの左右に点錆が酷いので、普通はこれが主原因でオイルシールを痛めてしまい、オイル漏れが発生したと考えますが、<超長老様>の「CBR250R」は新車から30年近く経つバイクで、走行距離も9万キロに到達しますので、他にも不具合がないか調べてみたところ、アウターチューブの前後方向に大きなガタが発生していて、フォークの沈み込みにも変な引っかかりが生じているようでした。

20150502_01オイル漏れは右側だけですが条件は左右同じですので、左右両方のフォークをオーバーホール(OH)する事になり、これ以降は分解してみないと中で何が起きているのか判りませんが、一先ず錆の酷いインナーチューブとオイルシール類にスライドメタルなども交換前提で部品を注文しました。

20150502_02当初から入手不可能と思っていたインナーチューブですが、やはり販売終了となっていて手に入りませんでした。

それ以外の部品は全て入荷してきましたので、<超長老様>に再来店頂き早速フロントフォークのOH作業に掛かりました。

先ずは車体をジャッキアップして浮かせた状態でホイール20150502_0420150502_03を外し、ステムとトップブリッシのボルトを緩めてフロントフォークを外しました。

フロントフォークが外れたところで分解作業を行いました。
20150502_05
フォークを分解したところスライドメタルが物凄い状態である事が判明しました。
これが原因でフォークにガタが生じていたものと思われますが、私も30年くらいバイク屋やっておりますが、こんなに凄いのは初めてみました。
20150502_0720150502_06
ゴム製部品のシール類も損耗劣化が酷く、オイルシールのリップ部も損耗しダストシールに至ってはヒビ割れを起こしていました。

インナーチューブは新品交換できないので再利用しましたが、ご覧の通り錆々でした20150502_0920150502_10ので研磨しても腐食で開いた凹みまでは修正できませんでした。

極力オイルシールのリップが引っ掛からないように角が取れるまで磨きましたが、こんだけ広域に穴が開いてるとオイル漏れの再発が心配ですが仕方ありません。

20150502_08分解したフォークを洗浄したあと新品部品を組み込み組み立てました。
新しいオイルを注入後エア抜きして完了です。

このあとフォークを車体に組み付け全ての作業を終了いたしました。

<超長老様>毎度有難う御座いました。

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