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2015年2月10日 (火)

T-MAX水漏れ!

<コマっちゃん>からTELがあり、久し振りに「T-MAX」に乗ったら水温が異常に上昇した20150210_01らしく、その後バイクの下から微量に液漏れしている事が判り修理の依頼が入りました。

早速「T-MAX」をもってきてもらい状況を確かめたところ、サブタンク側の液量は正規のレベルでしたが、やはりラジエター本体の方は液量が100ccほど減っておりました。

20150210_03サブタンク側の液量が正常なので、プレッシャーキャップ(ラジエターキャップ)も大丈夫だと思いましたが、念のため加圧テストしましたが、やはり正常に圧力を保持していました。

バイクのエンジン左側付近からの液漏れと云う事だったので、こちら側はウォーターポンプやクーリングホースが集中している側ですし、やはりこの周辺からの液(冷却液)漏れが濃厚になってきまし20150210_02た。

早速ラジエターの本体側から加圧テストを行ったところ、やはりウォーターポンプとエンジンに繋がるパイプ(冷却水路)のエンジン側ジョイント部分から冷却液の漏れてくることが確認されました。

作業としてはジョイント部のシール(Oリング)を換えればOKなのですが、この周辺を脱着するついでに他の3箇所あるジョイント部全てのシール(Oリング)も交換する事になりまし20150210_04_2た。

ところが作業を始めて直ぐに判ったのですが、この水漏れは外部からは確認出来なかったのですが、原因はシール(Oリング)の劣化だけでなく金属製のパイプ(冷却水路)自体が、連結部分で腐食して崩れてしまっていることが発覚しました。

結局水漏れ部分のパイプ以外にもう一本のパイプと、念の
20150210_05ためゴムホースも2本交換する事になりました。

<コマっちゃん>の「T-MAX」は中古車で買ったバイクで、2001年式のちょっと古いバイクでもあり致し方なかったのかなと思いますが、こうならないためにも冷却液の定期交換は必要と思いました。

冷却液について
冷却液には不凍液(エチレングリコール)と防錆剤(リン酸塩系物質)の入った、LLC(ロングライフクーラント)と云うものを使用しています。
エンジンは真水で冷やしている訳では有りませんヨ!

真水は摂氏0度以下になると凍結し始め氷となり、真水が固体化すると体積が膨張してしまうため、ラジエーターやエンジンなどの破裂に繋がります。
このため不凍液を使用して凍結を防止しています。
また、この冷却液の循環する冷却通路には鉄やアルミの金属製品が使われています。
このため防錆剤使用して腐食を防止しています。更には冷却効率を高める消泡剤(泡立ち防止剤)などが使用されいます。

このLLCも3~5年で劣化して、その効能は失われます。
また、ラジエター含む冷却通路には、錆や溜まった不純物が堆積して行き、ラジエターそのものの冷却効果を奪って行きますので、大事な愛車のエンジンを守る為にも定期的な冷却液の交換が必要になります。


新車で買って今まで一度も交換した事が無い!
中古で買ったバイクだから過去の整備暦が判らない!
など、思い当たる方は早めに交換お願いします。

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