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2014年12月17日 (水)

CYGNUSブレーキオーバーホール!

先日リコールでお越し頂いた「CYGNUS X」のお客様から、フロント・ブレーキのオーバーホール(OH)を頼まれました。
20141217_5
無事にリコール(改善修理)も終わり、車両を納車させて頂いた折に別件でご相談がありました。

何か?ブレーキに違和感を感じているようで、当初はブレーキ・ホースを交換して欲しいとの依頼でしたが、詳細を伺いながら実車のブレーキ・レバーを握ってみると・・・マスターのピストンが入った20141217_6ままで戻りきってないようです。

この「CYGNUS X」は走行距離こそ1万8千キロを超えたくらいですが、当店で新車で降ろしてから早や7年も経過している車両です。

しかもブレーキ回りのメンテナンスは、この7年間なにもやった事がありませんでした。

ブレーキ・ホースも然る事ながら、ブレーキ各部に使われているゴム部品の経年劣化も否めない(メーカーでは4年毎の交換を強く推奨する部分です。)ので、従って今回はブレーキのマスターにキャリパーも含め、一通り総合的なOHを実施する事になりました。
20141217_1ポリッシュ後→20141217_2
ブレーキ・ホースやシール類などのOHに必要な部品が揃ったので、さっそく作業に掛かりました。
20141217_3ポリッシュ後→20141217_4
開けてびっくり!ブレーキ・フルード(液)が超真っ黒でした。
このブレーキ液もメーカーでは通常2年毎の交換を強く推奨している部分で、想定はしていましたが7年物のブレーキ液は吸湿などもしていて酷く汚れていました。
20141217_7
内部はキャリパーのピストンとパッド・ピンが錆々で、やはりマスターのピストンはシリンダー内で錆と汚れで固着していました。

錆びたピストンをポリッシュしたり、劣化したシール類などのゴム部品を交換し、パッドも交換時期を越えて磨耗しきっていたので、今回の作業と同時に交換して全ての作業を終えました。(パッドも新車から初めての交換でした。)

ブレーキ液は空気中の水分を徐々に吸収し沸点が下がります。
沸点の低いブレーキ液を使用しハードなブレーキングを続けると、ブレーキ液の一部が気体に変化して、ブレーキが利かなくなるベーパーロック現象を引き起こし大変危険です。
またブレーキは吸湿すると粘土が増加しブレーキの操作性を悪くすると共に、その水分がブレーキ各部に使用されている各種金属を腐食します。
その結果、ピストンの戻りが悪くなったり、引きずりの原因にもなります。
通常は
2年毎くらいに行えばOKですが、ブレーキ・タッチに違和感があったり液が汚れて来たら時間に拘らず早めの交換が望ましいです。
特にハードにブレーキングする方などは、早めにお願い致します。

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