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2014年10月22日 (水)

フュージョンENGINE始動不能

当店で2006年に販売した「FUSION」のお客様から連絡があり、エンジンが掛からなくなったとの訴えがありました。

症状としては数ヶ月前からエンジンの始動性が悪かったらしく、今回久し振りにエンジンを掛けようとしたところ、一旦は直ぐに掛かったようですが暖機中にエンストしてしまい、その後スターターモーターも回らなくなり再始動できなくなったようです。

20141022_1このお客様は去年くらいまでは年に2~3回は来店頂いていたのですが、最近は起こし頂けなかったようで、なんと1年8ヶ月振りで今年初めての来店でした。

お話しを伺うと仕事の勤務地が変わり、バイク通勤ができなくなってしまったようで、最近ではバイクに乗っても近場を週2~3回乗る程度になってしまったそうです。

なので毎日バイクを使っている訳でもなく、修理の出来上がりは急がないと云う事でしたので、お客様に加入頂いている保険のロードサービスを利用頂き、後日バイクをレッカーで届けてもらう事にいたしました。

20141022_3_22日後の晩「FUSION」がレッカーで届きました。
今までの話しの内容から推測して単純にバッテリーの上がりか?
最悪でもキャブレターの詰まり程度と考えて作業に入りました。

やはりバッテリーは完全に上がっていたので、念のためキャブレターの底に沈殿しているであろうゴミを排出してから、テスト用のバッテリーを繋げて始動を試みたところ、予想通りセルフスタート一発でエンジンが掛かりました。

20141022_2_2ところがお客様が云ってた通りにエンジンが掛かってもアイドリングが不安定で直ぐにエンストしてしまいます。

やはりキャブレターも詰まっているのかナ~と考えながら、そこまで長く放置したバイクでもないので解せないナ~と思いながら、いきなりキャブレターを外す前に周辺を眺めながらゴム・ホース類を点検していたところ・・・・・キャブレター本体とエアーカットバルブ間の負圧ホースが切れていました。

原因は経年劣化によるゴム・ホースの破損でした。
20141022_4このバイクのトータル走行距離は3万3千キロを超えたくらいですが、新車から8年も経過していることから、ゴム部品特有の経年劣化によるもので、ゴムが徐々に硬化しヒビ割れを起こしてしまったようです。

原因が判りましたが他のホース類も固くなり、亀裂が出始めているものが沢山有ったので、合計6本のホースを新品に交換しておく事になりました。

そしてバッテリーも新車から一度も交換した事がなかった20141022_5ので、この際一緒に交換させて頂き、エンジンオイルも交換して全ての修理を終えました。

このゴム・ホースの亀裂は新車から概ね5~6年経過した頃の車両から発生し始めていますが、メーカーでは4年毎の定期交換を推奨しております。

特に燃料ホースが切れてガソリンが漏れたら洒落にならず、エンストくらいじゃ済みませんので、安心の為にも4~5年経ったバイクはホースを交換しましょう!

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