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2013年9月 8日 (日)

SPACYエンスト多発

エンジン不調の訴えで「SPACY100」に乗るお客様が来店いたしました。

当店には始めてのお客様で、この「SPACY100」は他店で中古車で購入したものらしく、過去の整備暦を記録する整備手帳をお持ちでありませんでした。

こう云うカルテ(整備記録)の無い初診のお客様の修理依頼は難易度が高く、一筋縄では行かないケースが多いので、十分に問診をして情報を聴き取らなければなりません。

20130908_1伺うと、エンジンの始動性も悪くアイドリングも不安定。
特にエンジンの暖機後にエンストを多発すると云う事です。

また過去にエンジン・オイル交換をせずに乗っていて、一度エンジンを焼き付かせた事があり、5千キロほど前に中古のエンジンに載せ換えているそうです。

それ以来はマメにオイル交換しているそうですが、当店でオイル量のチェックをしてみるとオイルの量が多過ぎて、口元まで溢れんばかりに入っておりました。

20130908_2_2この事で入り過ぎたオイルが行く場を失い、エアークリーナーボックス内へ噴出している事も考えられるので、次にエアークリーナーをチェックしてみると、オイルは吹き込んでいませんでしたが、エアーフィルターが酷く真っ黒に汚れていました。

改めて伺うとエアーフィルターも含め、距離や時間で定期的な交換を必要とする消耗部品は、今まで何一つ交換した事が無いと云う事でした。

ある程度走ってからエンジンが温まってくると症状が悪化すると云う事から、少なくとも燃料は濃いようなので、一先ずエアーフィルターは新品に交換して、点火プラグも磨耗していたので新品に交換しました。
20130908_3_2 
この際にエンジン圧縮も測定してみましたが、エンジン性能の影響するほど低くはありませんでした。

次にキャブレターのドレンを排出して、フロートチャンバー内の燃料を抜いてみましたが、多少の汚れは出て来たものの、これもエンジンに影響するほどでありませんでした。

最後にキャブレターのセッテイング状態を確認したところ、パイロット・スクリューの戻し回転数が濃い方に1回転以上開いていました。

20130908_4_3何故?こんなに調整が狂っていたのかは不明ですが、一先ず正規の戻し回転数に調整し直して、これで変わってしまったアイドリングも調整し直し、見事にエンジンは安定を取り戻しました。

この後エンジン・オイルも交換して、一先ず様子をみて頂く事になりました。

数日後にお客様にTELを入れて、あれからどんな感じか術後の経過をお聞きすると、エンジンは絶好調!のようで、大変満足して頂いたようで喜んでいました。

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