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2013年6月11日 (火)

GPZ750サスペンションOH

お預かりしている「GPZ750」の続きです。

リヤ・サスペンションから作動時に異音(キコキコ)が発生する。
そんな事から始まった「GPZ750」のサスペンションOH(オーバーホール)です。

20130611_1先ずはサスペンションのリンク廻りから始めました。
キコキコの主原因と思われたサスペンション・アームを外してみました。

スリーブを抜いて、アームに圧入されているニードルベアリングを覗き込んで見ると、この時点でベアリングは真っ赤々で、錆びと酸化して変色したグリスが固くへばり付いていました。

20130611_c20130611_3_2スリーブも同様で、表面にへばり付くグリスを拭き取って見ると、ベアリングがグリス切れで動かなくり、過重を分散できなかったのでしょうか?
ニードルの跡が段付状に残り、所々に腐食も始まっていました。
(古いバイクに良く見受けられる光景です。)

ここで最初の問題が!
当初はニードルベアリングとスリーブを対で交換する予定でしたが、なんと!既にスリーブに関してはメーカー販売終了となっていました。

20130611_2_220130611_b_21983年式の30年前のバイクなので、ある意味では想定内では有りましたが・・・・
仕方ないのでスリーブは表面をポリッシュして再生させ、ベアリングだけ打ち換える事になりました。

新品のベアリングを圧入してから、新しいグリスをタップリ充填し、スリーブは磨いて再使用しました。

サスペンションからのキコキコ音は、ここのグリス切れや磨耗が原因の時が多く、この状態ではサスペンション自体の動きが妨げられ、サスペンションが生きていてもスムースな20130611_a 20130611_4_2作動をしないので、タイヤの路面追従性が低下したり、旋回性や直進安定性が低下します。

サーキットを走る方などは、チェーンの給油と同じくらいのペースでグリスUPしています。
ステムのベアリングなんかも同じですが、この辺のベアリングは、一般の方でも車検毎くらいにはやって頂きたい部分です。

少なくとも10年以上も何もしていないバイクでは、ユニトラックとかプロリンクとかのリンク式サスペンションの性能は発揮されて無いと思います。(全く違うバイクに乗っているも同然ですネ)
この辺を長くメンテナンスされていない方は、走りが変わりますヨ!早くやりましょうネ!

20130611_5次にサスペンション本体のショックアブソーバーを取外しました。
外したリヤ・ショックは社外の「OHLINS」が付いていました。

こちらも予想通りに抜けていました。
20130611_6_3ガスは元よりオイルもジャバジャバ漏れていました。
どおりで尻下がりだったと思ったのは、リヤ・ショックが完全に抜けちゃてたんですネ!
これじゃあぁキコキコ音どころか、走ってても変だったんじぇネェ~?

何れにしろ今回のメインはリヤ・ショックのOH(オーバーホ20130611_7ール)なので、早速OHの作業に取り掛かりました。

そうこうしている内に第二の大きな問題が発覚!
リヤ・ショックの下側固定部のコの字型ブラケットにクラック(ヒビ)が入っているじゃありませんか!

さぁ~どうしましょう?

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