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2013年6月28日 (金)

CUBエンジン始動不能

「PRESS CUB」にお乗りのお客様からの連絡で、走り出して暫くして信号待ち中にエンストし、再始動もできなくなったとの訴えです。

路上で立ち往生しているようなので、急いでバイクを引き上げて来ました。

店までバイクを引き上げて来た時には、なんら問題なくエンジンを始動できるようになっていました。

20130628_1そう云えばと思って、このバイクの過去の整備暦を調べてみると、約3年前の走行距離1万1千キロを過ぎた頃にも同様の症状を訴えられ、その時も5分くらいエンジンを冷やすと再始動できるようになったと云ってました。

こう云うバイクなので、お仕事柄ルートセールスしながらの走ったり止まったりを繰り返すので、走り出す前の十分な暖機運転などはしないようです。

20130628_2恐らくはエンジン始動直後に走り出し、高負荷運転を行った事でエンジンの給排気バルブが急激に熱される事で、バルブが熱膨張してしまい閉じなくなり、圧縮圧力低下によるエンスト及び再始動不能に陥ったと思われます。

一応このバイク特有のカーボン噛みも疑って、エンジンの圧縮圧力やバルブクリアランスなども測定してみました。

これは走行中にエンジン燃焼室内に生成した硬いカーボンが剥がれ落ち、偶発的に給排気バルブのシート部に噛み込み、上記と同様で、圧縮圧力不足による始動不能又は再始動困難になると云うもので、測定の結果は今回も基準内に入っているようで、現時点ではカーボン噛み込みの兆候は見受けられませんでした。

20130628_33年前の時と同じ様に、念のため今回もフューエルインジェクションも取外し、スロットルボディー内も洗浄して組上げておきました。

暖機運転なしの急な冷機走行をした場合や速度リミッターを超えた連続走行でも上記に類似した症状が発生する場合があります。
エンジンを十分温めてから走り出すようにして下さい。

またエンジン内やスロットルボディー内のカーボンを落としてくれる燃料添加剤もご用意していますので、このようなトラブルが頻繁に発生する方は、ぜひ使用をお勧めします。

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