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2013年4月28日 (日)

GPZ900Rオーバーフロー!

<ケンちゃん>からで、久し振りにバイク「NINJA」に乗ろうとしたところ、キャブレターからガソリンが漏れてくるとの連絡がありました。

確か?去年も同時期に同じような事が!

先日購入頂いたバイク「X'Pro風50」の納車ついでに、「NINJA」を引き取りに行ってきました。

昔は<ケンちゃん>とも一緒に良く走りに行ったもんですが、ここ最近は<ケンちゃん>もバイクに乗らなくなり、この1年でも46キロしか走っていませんでした。

この「NINJA」を買って頂いてから18年が経ちますが、トータルでも2万キロ弱しか乗っておらず、ある年は1年で<ケンちゃん>の家から当店までの片道12キロしか乗ってない時もありました。そんなかんだで4~5年前から燃料系統のトラブルを起こすようになりました。

20130428_1去年も同じ症状でキャブレターからガソリンが漏れていました。

オーバーフローの原因にはいろいろな事が考えられますが、一般的にはフロートバルブにゴミが噛んでたりして起こります。

去年はキャブレターのドレンから古い燃料を排出して、フロートチャンバー内の燃料を流してあげる事で簡易の清掃を行い、ゴミが取れたようで事なきを得ました。

20130428_2ところが今回はそう云う訳には行かず、結局キャブレター自体を分解して清掃する事になりました。

先ずはキャブレターを分解する前に燃料を抜いて診ると、強烈な腐敗臭とともに変色した燃料が出てきました。

次にキャブレターを分解して診ると、ガソリンが揮発した後に残る残留物(ワニス質ガム質など)でベットリでした。

それからガソリンが揮発した後にフロートが下がった状態で、ニードルバルブのダンパーが伸びたまま固着してました。

今回のオーバーフローは、これが原因でバルブが閉じずにガソリンが流れっ放しになり溢れ出ていたと思われますが、それとは別にバルブシート周りには大量の錆が堆積していました。

20130428_3_2バルブが閉じない原因には、この錆も原因していると考えられたので、燃料タンクの中を覗いてみると真っ赤々に錆ていました。

この段階でここまでの状況を<ケンちゃん>に報告して、キャブレターの掃除と燃料タンクは手の届く範囲で錆を落とし、一先ず燃料漏れを止めてエンジンが掛かるまでの作業方針をご提案したところ・・・・・・ちょっと待った!が入りました。

20130428_4当初は私も<ケンちゃん>の本気度が判らず、どうせ殆ど乗らないバイクなので、今回も必要最低限の整備を実施して、後はその都度様子を見てもらえば良いかな?と思っていましたが・・・・

ところが今回の<ケンちゃん>は本気度が違うらしく、どうせやるなら徹底的に整備して欲しいと云う事になり、キャブレターはフルOH(オーバーホール)し、なんと燃料タンクは新品に交換する事になりました。

キャブレターはレーシングキャブのケイヒン「FLAT-CR」が装着されていますが、先ずは懸案だったフロートバルブ回りの部品や固く硬化しヒビ割れだらけのホース類やOリングなどのゴム部品などリペアパーツ一式を手配したり、問題の燃料タンクが果たして今でも新品で入手できるか調査する事から始めました。

「NINJA」をお預かりして10日ほど経ちましたが、腰を据えての長期戦に突入する事になりました。

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