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2013年1月12日 (土)

LiveDioZXカスタム②

1ヶ月ほど前に当店で販売した「ディオZX」のお客様からの依頼で、チャンバーの交換を行いました。

20130112_aチャンバーはお客様が持込まれたもので、当店では性能の判らないものでしたが、同梱のウエイトローラーの交換程度で特にセッティングは必要は無いと云う事だったので、少し心配でしたが、お客様に云われるままに渡されたチャンバーを装着しました。

それから暫くしてお客様から連絡が入り、走行中にエンストしてしまい再始動も出来ないとの事です。

20130112_bバイクをお預かりし原因の調査を始めました。
チャンバー装着後のエンストなので、やはりエンジンの焼付きを一番に疑い、先ずはエンジン・コンプレッション(圧縮)を計ってみたところ圧縮はゼロでした。
そして点火プラグも熔けてました。

そのままの流れでエンジンを分解して行き、シリンダー・ヘッドを外したところでピストン・ヘッド中央に穴が開いてる事が判明。

20130112_c状況から異常燃焼のようですが、ピストンの穴は熔けて開いてるようなのでプレイグニッション(早期着火)を疑い、お客様にCDIはノーマルなのか聞いてみたところ、某社外メーカーのものにお客様自身で交換されてるそうなので、改めてこの製品を調べてみると、なんと超高回転進角型のボアアップ・エンジン対応のCDIでした。
これは当店で点火時期を調整できるタイプのCDIに別途交換させて頂く事といたしました。

20130112_d次にシリンダーも外してみましたが、シリンダーにも多少のキズは有ったもののピストン・リングの欠けとかも無かったので、キズは辛うじて最小限に留まってるようなので、シリンダーは再使用する事としました。

クランク・ケース内にはピストンの熔けたアルミ紛が落ちてるので、20130112_g車体から一旦エンジン・ブロックごと取外してケース内も洗浄しておく事にしました。

やっといて良かったようで、洗浄したクランク・ケースからは予想通り金属紛が出てきました。
クランクも滑らかに動き引っ掛かりなども無ないようでしたので、新品のピストンとシリンダーはキズを修正して組上げました。

20130112_fキャブレターは濃い目にセッティングを行い、点火プラグも熱価の高いものへ交換し、ウエイトローラーも軽い方向へセッティングしました。

何とかお客様の熱望されてたチャンバーを無事装着する事ができました。

最後にお客様の希望でリヤ・サスペンションも交換して、全ての作業を終えました。

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