RGV250キャブレターOH
先日のツーリングから一週間。
皆様からはツーリング後のアフター・メンテの依頼が続いてます。
<マルちゃん>からは、「γ(ガンマ)」の整備一式を頼まれました。
整備依頼の一つ目は、キャブレターのOH(オーバーホール)&点検・調整に、エアフィルターの交換です。
どうもエンジンの調子が今一のようで、ツーリング中にも白煙モクモクで、アイドリングも定まらず3千回転付近で上下動してたそうです。
上記症状を念頭に燃料系統の現状確認を行いながら、慎重にキャブレター廻りの取外し及び分解を行いました。その過程で早くも異常を発見。
片側のスターター(チューク)・ケーブルの末端キャップがアウターから抜けてました。
その為ケーブルの作動を妨げてしまい、スターターが効きっ放しの状態になってました。
もしかして原因はこれ?
症状からしてターター・ケーブルが主原因のようにも思いますが、そのままキャブレターの方も診て見ると、スロットル が左右で同調してません。
スロットルの片方がアクセル全閉状態でも開いちゃってました。
応急に抜けたアウターを末端キャップに突っ込んで、細かい点検と調整を行いながらキャブレターを分解しましたが、調子が悪くても普通に走ってたバイクなので、さすがにキャブレター内部の汚れは大した事ありませんでした。
エアフィルターの交換も行いエンジンをかけてみましたが、一先ずアイドリングも安定して白煙も治まってるようでした。
<マルちゃん>早目にターター・ケーブル交換して下さいネ!整備依頼の二つ目は、ツーリングの前から依頼されてたタイヤの交換です。
既に7月に行った点検の時点でスリップサイン(磨耗限度表示)が出始めてるのは判ってましたが、今年の冬は一気に寒くなり、路面温度が低くなるにつれタイヤがグリップせずにツルツル滑るようになってきました。
交換したタイヤは「DUNLOP」の「GPR-200」で、今まで履いてた「GPR-100」の後継モデルを選びました。
外したタイヤは前回の「W650」と同じ2005年製造の7年 ものでした。 偏磨耗も酷く、硬化してヒビ割れも多数発生してました。
ここで何と<マルちゃん>バイク乗り人生初のラジアルタイヤ装着となりました。
恐らく<マルちゃん>も30年近くバイクに乗ってきてると思いますが、今まで所有してきたバイクは、「Z1」を筆頭に70年代~80年 代のバイクばかりでしたので、ラジアルタイヤの装着は人生で始めての経験となりました。(おめでとうございます。)
そして最後にご依頼されてたリヤのブレーキ・パッドを交換して、全ての依頼項目は完了いたしました。
毎度ありがとうございました。
それから、今年も仕事で北海道へ行った<マルちゃん>から、お土産頂きました。
何から何まで有難う御座いました。
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