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2012年12月27日 (木)

ZOOMERオイル漏れ

「ZOOMER」にお乗りのお客様から、エンジンの下からオイルが漏れてるとの訴えが有りました。

この「ZOOMER」は当店で販売した車両ではありませんが、店の前の道(国1)が通勤経路のようで、5年ほど前から整備依頼などで来店頂いてます。

車両をお預かりして調査に入りました。

液漏れと云っても一概にエンジン・オイルが漏れているとは限りません。
燃料(ガソリン)が漏れている場合や、「ZOOMER」は水冷エンジンなのでクーラント(冷却液)が漏れる可能性もあります。
いずれの場合も粘性があり、汚れが付着すると黒っぽく見えるので、オイル漏れと勘違いする事もありますが、今回の液漏れはお客様の訴え通り、エンジン・オイルが漏れてるようです。

次にオイルの漏れている場所を特定するために、エンジン下に潜り込みライトを照らして調べてみました。
どうもオイルの伝わって来ている場所は、エンジン右側のラジエターの奥の方からのようです。

20121227_1恐らくはクランク・シャフトのオイル・シールが抜けてるんじゃないかと思いますが、稀にクランク・ケースの合わせ面から漏れる事もありますので、ここは慎重にクランク・ケースが見えてくるまで部品を一つずつ取り外して行きました。

先ずはラジエターを取り外すためラジエター・カバーを外して見たところ、ラジエター・フィンが殆ど見えないくらいにゴミが目詰まりしていました。
オイル漏れとは関係ありませんが、このままではエンジンが冷えずにオーバーヒートしてしまうので、ここは最後に清掃して組む事として先に進みました。

冷却液を抜いた後ラジエターを取外し、クランク・シャフトから先端からクーリング・ファンを取外しました。
20121227_2この後フライホイール、ジェネレーターの順で取り外して行き、やっとクランク・ケースが見える所まで分解が終わりました。

周辺は飛散したオイルに泥が付着して真っ黒に汚れてましたが、目視で明らかにクランク・シャフトのオイルシールからオイル漏れしている事が判りました。

20121227_3このバイクのエンジンはクランク・ケースの右側がステーター・ベースになっていて、ベースごとカバーが脱着できるのでクランク・シャフトのシールも容易に脱着できました。

オイル・シールの交換も終わり、ラジエター・フィンも綺麗に掃除して組み上げました。

20121227_4ついでに2万キロ近く交換してなかった点火プラグやエアフィルター、駆動系ではドライブ・ベルトにウエイトローラーなども交換しました。

20121227_5点火プラグもエアフィルターも交換時期をとっくに過ぎてたようで、磨耗や汚れが酷くベルトも切れる寸前でウエイトローラーも酷く減ってました。

オイル漏れも治り、定期交換を必要とする消耗パーツも全て交換し、すっかり調子を取り戻した「ZOOMER」でした。

毎日バイクを通勤で使ってるお客様は、車両をお預かりして1泊2日でバイクが治り、大変喜んで頂きました。

また宜しくお願い致します。
有難う御座いました。
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