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2012年11月29日 (木)

スペイシー100ブレーキ固着

通勤の為、何時の様にバイクに乗って出発しようとしたところ、どうもブレーキが効きっ放しのようで、ホイールがロックして走り出せなかったそうです。

同じ事は続くもので、昨日の「TZR250」と同様に、最近お客様ご自身でブレーキ・パッドを交換したらしく、その際に相当に固かったらしいですが、無理矢理キャリパーにピストンを押し込んでパッドを交換されたそうです。

ブレーキ・キャリパーを外して診てみると、やはり予感は的中しピストンは物凄く汚れて、ブレーキ・シールも捲れてキャリパーに噛んじゃってる状態でした。

20121129_1これじゃピストンが固着してブレーキが効きっ放しになる訳です。
このパターンは当ブログでも度々書きましたが、お客様ご自身でブレーキ・パッドを交換する方の、かなりの確立で陥るケースで、パッド交換の際にピストンを押し込む前には泥や錆を取り除き、適切な工具でピストンを垂直に押し込めば、この様な事態には成らなかったとも思われます。(たかがブレーキパッドとお思いでしょうが、交換はバイク屋さんで、やってもらいましょうネ!)

今回の「SPACY100」は2006年式で、3万キロ以上走ってる車両です。
何時もご自身でパッド交換をされてる方に発生し易いトラブルですが、概ね6年を越した位の車両で、しかも気温の低くなる今の様な時期に多発するトラブルでもあります。

ブレーキ・シールなどのゴムで出来ている部品は、タイヤやドライブ・ベルト、燃料ホースなどと同様に、時間の経過と共に劣化して固く硬化して行きます。(寒い冬場はもっと固くなります。)

特にブレーキ・シールなどのゴム部品は、熱や溶液などの影響も受け、次第に劣化が進んで弾力を失って行きます。
そして次第にゴム・シールが復元力(ブレーキの戻る力)を失って来たり、シールが捲り上がり、キャリパーとピストンの間に噛み込んで今回のようなトラブルの原因にもなります。

これを放置すると、間違いなく今回の様にピストンは固着したまま動かなくなります。
ブレーキは効かないか、効きっ放しになってしまいます。

今回もブレーキ・キャリパーをオーバーホールして、ブレーキ・シールなどのゴム部品を新品に交換して無事に修理は完了いたしました。

この辺は見えない部分で、どうしても見逃してしまう部分でもありますが、通常は4年毎の定期交換が指定されておりますので、車検の有る中型以上は勿論、原付50でも250のビックスクーターでも同様ですので、4年以上経過しているバイクをお乗りの方は、そろそろメンテナンスして頂けますようお願いいたします。

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