FUSIONエンジン不調
「FUSION TYPE-X」のエンジン・オイル交換で来店されたお客様から、最近エンジンが不調だとの訴えがありました。
この車両は、当店で2006年に新車販売したもので、当店が通勤経路に 有ると云う事もあり、オイル交換にはちょくちょく来店頂きますが、12/24点検などの総合的なメンテナンスは、今まで全く実施されておりませんでした。
なので確認の為、お客様持参の整備手帳と、当店PC管理の整備カルテを調べてみると、
現時点で2万7千キロ走ってる「フュージョン」ですが、なんと点火プラグやエアフィルターさえ、今まで一度も交換してない事が判明いたしました。
他にも新車からの6年間、ミッション・オイルや冷却液も交換なしで、ブレーキ液も3年4ヶ月以上交換なしでした。
前後のタイヤもツルツルで、後のブレーキシューも無くなってるようなので、この機会に全ての部分を交換・整備してお く事になりました。
先ずはエンジン不調の主原因と思える点火プラグとエアフィルターを交換してみました。
状態はご覧の通りで、プラグの中心電極は角が落ちて丸くなって ました。
エアフィルターも埃だらけで真っ黒です。
これじゃあ火(点火火花)が飛ばない訳ですし、エアフィルターにしても、ここまで詰まってれば、エンジンも調子が悪くなる訳です。次に新車から初めて交換する冷却液やッション・オイルを交換して、エンジン関係の整備が終わり、車体周りの整備に移りました。
先ずはブレーキ液から交換しましたが、3年4ヶ月もののブレーキ液もご覧の通り真っ黒でした。
最後に前後のタイヤと後のブレーキシューを交換しました。タイヤも前回の交換から3年4ヶ月が経ち、1万5千キロ以上走ってました。
当店では、お客様に来店頂く度に、例えオイル交換だけのご用命でも、極力時間の許す限り、サービスでお客様のバイクをチェックさせて頂いておりますが、、定期点検(法定12/24ヶ月点検)のような、総合的メンテナンス(有料)をご依頼頂かない限りは、こう云っ た細かい整備項目までは目が届かない事もあり、どうしても抜けが出てしまいますので、定期点検は、法律で義務付けられた点検でもありますし、1年に1回は必ず実施して頂けます様お願い致します。
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