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2012年5月 5日 (土)

PCX125ブレーキ液交換

<マルちゃん2号>が任意保険の更新手続で来店しました。
その序に「PCX」のエンジンオイルの交換も頼まれました。

20120505_1前回1月の交換から1,973キロ走ってますので、丁度良いタイミングですネ!
そんな感じで何時もの様に、当店のPCで管理しているお客様整備カルテを見てみると、ミッション・オイルとエアフィルターが前回の交換から1万2千キロも交換してない事が判りました。
こりゃぁ若しかして?早速クリーナーボックスのカバーを外して診ると、予想以上に真っ黒ケでした。
急遽ミッションのオイルとエアフィルターも一緒に交換する事になりました。

更にカルテを眺めてると、新車から今回で2万2千キロ走ってますが、なんと点火プラグを一度も交換した事がなかったので、これも序に交換と、ブレーキ・フルード(液)も交換する事になりました。

20120505_2通常ブレーキ液は、2年毎の交換を推奨しております。
この「PCX」は新車から1年と10ヶ月目で、交換するには少し早い気もしましたが、距離に関しては2万キロを突破してますので、ここは安全の為、早めの交換をする事にいたしました。

「PCX」は、前後の連動ブレーキ系統を独立させた3ポッドキャリパーが採用されていて、CBSマスターシリンダーが追加されているので、ハンドルに付いてるブレーキ・マスターと、フロント・カバー内に配置されたCBSマスターの2系統からブレーキ液の交換及びエア抜き作業を行いました。

20120505_3先ずはハンドル側のマスターシリンダーから始めましたが、リザーバータンクのキャップを外してビックリ!やっぱり早めに交換して良かった様で、2万2千キロのブレーキ液は真っ黒に汚れてました。

一旦スポイトでタンク内の汚れたブレーキ液を抜いてから、後はブレーキ・ラインに残った古いブレーキ液を下のキャリパーから排出して行きます。
この時エア噛みしない様に新しいブレーキ液を補充しながら、エア抜きと共にブレーキ・ラインを新しいブレーキ液で洗い流して行き、キャリパーからエアや汚れたブレーキ液が出て来なくなったら終わりです。

20120505_4ブレーキ液は、空気中の水分を徐々に吸収し沸点が下がります。
沸点の低いブレーキ液を使用しハードなブレーキングを続けると、ブレーキ液の一部が気体に変化して、ブレーキが利かなくなるベーパーロック現象を引き起こし大変危険です。
またブレーキは吸湿すると、粘土が増加し、ブレーキの操作性を悪くすると共に、その水分がブレーキ各部に使用されている各種金属を腐食します。
その結果、ピストンの戻りが悪くなったり、引きずりの原因にもなります。
通常は2年毎くらいに行えばOKですが、ブレーキ・タッチに違和感があったり、液が汚れて来たら、時間に拘らず早めの交換が望ましいです。
特にハードにブレーキングする方などは、早めにお願い致します。

<マルちゃん2号>!この度も有難う御座いました。

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