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2011年9月29日 (木)

GSX1300R隼ブレーキキャリパOH

今日は<オキちゃん>「GSX1300R」の整備を行いました。

20110929_1先日、このハヤブサのフロント・ブレーキ・パッドを交換した時に、若干では有りますが、ブレーキの引き摺りが有りました。

<オキちゃん>ハヤブサも、当店で2007年に新車で販売して以来、4年が経ち、走行距離も4万キロに到達する事から、そろそろ定期メンテの時期でもあり、ホイールが回らない程では有りませんが、シャカシャカとブレーキ引き摺り音も煩いので、今回は思い切って、フロント・キャリパーの分解整備を行う事になりました。

20110929_2この辺のスポーツ車の殆どには、油圧でピストンを押してディスク板にパッドを押し付け制動する、ディスク・ブレーキが採用されています。
ブレーキを掛けた場合、油圧で押されたピストンの周りに付いてるゴム製のピストン・シールは、ピストンの動きと連動して押された方向に捩(よじれ)ます。
ブレーキ・レバーを放して油圧が切れた時には、ピストン・シールが元の形に戻ろうとする為、通常は、これと一緒にピストンも元の位置に戻り、パッドはディスク板から離れ制動(ブレーキ)が切れますが、このピストン・シールがダメになるとブレーキが戻らなくなり、今回のような引き摺りが発生します。

20110929_3このブレーキ・シールなどのゴムで出来ている部品は、タイヤやドライブ・ベルト、燃料ホースなどと同様に、時間の経過と共にオゾンや紫外線の影響を受けて固く硬化して行きます。

特にブレーキなどのゴム部品は、熱や溶液などの影響も受け、次第に劣化が進んで弾力を失って行きます。
そして今回のようにゴム・シールが、復元力(ブレーキの戻る力)を失って来たり、シールが捲り上がり、キャリパーとピストンの間に噛み込んでしまう原因にもなります。
これを放置すると、間違いなくピストンは固着したまま動かなくなります。
ブレーキは効かないか、効きっ放しになってしまいます。

見えない部分で、どうしても見逃してしまう部分でもありますが、ここも4年毎の定期交換が指定されておりますので、車検の有る中型以上は勿論、原付50でも250のビックスクーターでも同様ですので、4年以上経過しているバイクをお乗りの方は、そろそろメンテナンスして頂けますようお願いいたします。

今回のハヤブサは、ピストン自体の腐食は無かったので、シール類と新しいブレーキ液(フルード)を交換して、ここも古いフルードを排出しながら、念入りにエア抜きして、無事にキャリパーのOHは完了いたしました。

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