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2011年9月24日 (土)

FUSION12ヶ月点検

2003年式「FUSION」の点検・整備を行いました。
20110924_1中古車で購入後暫くの間、何も整備を行ってないので、一度診て欲しいと、当店には始めて来店のお客様でした。

走行距離はメーター読みでは7千キロほどですが、状態から推測して、明らかにもっと走ってる車両のようです。

整備手帳も無いので、過去の整備暦も判りません。
20110924_2お客様の記憶を頼りに問診させて頂いた結果、今回は点検と一緒に油脂類関係では、エンジン・オイルにミッション・オイル、ブレーキ・フルードと冷却液も交換させて頂く事になりました。

油脂類を交換しながら点検を進めて行くと、フロントのブレーキ・パッドの残量が無い事が判り、これも新品に交換する事になりました。

スパーク・プラグとエアー・クリーナーもダメで、これも交換致しました。

最後に冷却液の交換を行いながら、何時ものラジエター・キャップの点検を行ったところ、キャップ・テスターの点検結果はNGで、開弁圧力を基準値で保持出来ない事が判明し、今回は、このラジエター・キャップも新品に交換する事に致しました。

20110924_3ラジエターキャップはプレッシャーキャップとも云い、ただのフタ(キャップ)ではなく、キャップの裏には設定の圧力まで開かない加圧弁が付いています。

水冷エンジンの場合はエンジンの熱を冷却液で吸収して、ラジエーターで熱を放熱しています。

ラジエーター内の冷却水は過熱と共に膨張し、通常であれば100度で沸騰しますが、膨張による圧力を一定まで逃がさず、この加圧弁で加圧することで冷却水の沸点を上昇させ、放熱効率を上げています。

加圧弁には設定圧力まで開かないようなバネが付いていますが、故障の多くの場合このバネのヘタリでラジエターキャップがダメになります。
そうすると沸点温度が下がり100℃近くで沸騰してしまい、冷却水を吹き出したり、オーバーヒートの原因にもなります。

当店では車検や点検などの際に、必ずこの辺もテストするようにしていますが、車検の無い今回の「フュージョン」のようなバイクや、普段点検を受けられていない方などは、このラジエターキャップがダメで、オーバーヒート気味でエンジンを痛めているバイクも多く見受けられます。

峠道走行や高速道路走行などの高負荷走行時にオーバーヒートは危険ですので、そんなに高額な部品でもないですし、4~5年交換した事がなければ、予防整備として、ぜひ定期交換して頂きたい部品です。

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