PCX125バルブクリアランス調整
<NUPPYさん>から「PCX125」の整備を頼まれました。
今回は、走行距離も5千キロに到達した事から、エアー・クリナー・エレメントの交換と、バルブ・クリアランスの調整を行う事となりました。
ちょっと早い気もしましたが、レーサー(競技車両)ばかりを乗り継いできた<NUPPYさん>にとっては、通勤で使用の実用車(PCX)も、レーサー・スペックで整備されるんですネ!
乗り方もレーサー・スペック?ですし・・・先ずは、エアー・クリナーから、ここはフタを外せば簡単に脱着できます。
エレメントを外してビックリ!予想外に汚れてました。
葉っぱも入ってましたし、新品と比べると、どんだけ汚れてるか判ります。
これも燃費が落ちてきた原因のひとつ?・・・・
交換するには少し早い気もしましたが、交換して大正解でした。
ここは工賃込みでも2千円ちょっとで交換できる部分ですので、どんどん交換しちゃった方が良いですネ!次にバルブ・クリアランスの調整ですが、このPCXは、何をやるにも、ご覧の通り外装バラバラです。
エンジンに到達するまでが、長いんです。やっとシリンダー・ヘッドにまで到達できましたが、作業前に、エンジン・コンプレッション(圧縮圧力)や、現時点でのクリアランスを事前に測定してみました。
コンプレッションは基準値内に納まっておりましたが、ここも予想外にクリアランスが少し基準を逸れて、給排気とも広がってる事が判りました。
1万キロくらいで行えばOKと思っておりましたが、ここも今回点検しておいて本当に大正解でした。この後エンジン・オイルを交換して、いつも2回に1回のペースで行っているオイル・クリーナーの清掃も行い、全ての作業は完了致しました。
ここまでの作業時間はトータルで3時間程度でした。
ちなみに<NUPPYさん>の場合は、オイル交換もマメに行い、初回5百キロで交換した後は、千キロ毎に交換してきました。
ミッション・オイルは初回千キロの時点で交換済みです。
この調子で行けば、今回のPCXも、その前に12年間乗っていたスペイシー125のように、ノートラブルで長く乗れると思います。
当店もサポートさせて頂きたいと思いますので、これからもヨロシク!
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