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2011年6月12日 (日)

TZR250エンジンOHその1

丁度2年前だったと思います。
うちのツーリング前夜の事でした。
<マルちゃん>の「TZR250(1KT)」のエンジンが逝ってしまったのは・・・
白煙モクモク吐いて仕方がないので、突貫で予備エンジンに載せ換えた話し・・・
覚えてる人もいるかな?

あれから2年。
載せ換えた予備エンジンも煙を吐くようになりました。

これは2ストエンジンの宿命、クランクシールが抜けちゃったんですネ!
20110612_1_2エンジンのクランク・シールはゴムで出来てる部品なので、古い2ストエンジンは10年も経過してれば、多かれ少なかれシール性を失ってきます。
2ストエンジンは吸入した混合気を一旦クランクケース内で予圧(一次圧縮)しますが、シールが抜けるとミッションオイルを吸って白煙が多く出たり、それ以外にも圧縮が抜けるのでアイドリングが不安定だったり、エンジン出力の低下が伴います。
この1KTも20年は余裕で経ってるバイクですので、当然このシールが抜けたのでしょう。

そこで今回修理する事になりましたが、修理は現在乗ってるエンジンの修理ではなく、辛うじて動いてるこのエンジンが完全にお亡くなりになる前に、2年前にお亡くなりになったエンジンを修理して、再び蘇らせる事といたしました。

単体で持ち込まれたエンジンを、一応順を追って調べていきました。
先ずは左のエンジンカバーを外しゼネレーターを抜いて、左クランクシャフトのガタやシールの吹き抜けを調べると、ご覧の通りシールは見事に抜けてオイルがタラ~リ垂れてました。
そしてクランクベアリングは損耗している様で、やはり大きなガタが発生していました。
20110612_2右側クラッチカバーを外し、クラッチハウジングなどを取外した後、同じように今度は右側のクランクシャフトを調べると、ガタはそれ程大きく出てませんでしたが、シールはパカパカ浮いてる様な感じで、表面のゴムがグズグズに浮き上がり溶解してる様な感じになっていました。

ここまでの調査で、白煙の原因が決定的となり、少なくともクランクケースは割ら(分割)なければならない事になりました。
最低限の作業でも、クランクシャフトのシール交換やベアリングの打ち替えは行わなければならないので、結果的にシリンダーやピストンも含め全て分解して行く、エンジンのフルOH(オーバーホール)となりました。

つづく・・・

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