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2011年2月 3日 (木)

キャプチャー125エンジン始動不能!

エンジンが掛からなくなったと云う「CAPTURE125」をお預りしました。

20110203_1こうなる直前の信号待ちで、発進しようとアクセルを開けたところ、加速がバタ付いたそうです。
気になりながら、自宅近所の坂道まで来たところで、また同じ症状が発生。
坂道を登るためアクセルを開けたところボコ付きエンスト、再始動不能に陥りました。

20110203_2早速当店で車両を引き取って来て、調査を開始しました。
先ずはエンジンオイルのチェックから、オイル量を調べるため、ケージ棒を突っ込んで診ると、ケージにオイルが全く付きません。
オイルが全く入ってないような感じなので、一応ドレンボルトを外して、出て来るオイル量を調べると、200cc(基準は800cc)ほどしか出て来ませんでした。
これはエンジン焼き付きかな?っと思い、エンジンコンプレッションを測ると9キロ弱はあります。
20110203_3若干圧縮が低い感じですが、エンジンが全く掛からない程ではありません。
プラグはスパークしてるし燃料系と踏んで、集中してこの辺を調べる事にいたしました。
キャブまでは燃料も来てるし、負圧ホースなどが切れてたり、折れてたり外れてたりもありません。

あとはキャブ自体を診て行くかと、その前に新しいエンジンオイルを規定量入れて、もう一度エンジン始動を試みると、一瞬掛かりそうになる時がありますが、回転が上がってこない感じ・・・直感でキャブの上のバキュームバルブの蓋を開け、バキュームバルブを抜いて診ると、やっぱしニードルが外れていました。

20110203_4これじゃ吹けない筈です。
ニードルが外れた原因は、ニードルを固定しているリテーナーが磨耗して、ニードルを固定出来ずに脱落したようです。
テストのため一旦外れたニードルを組み付けエンジンを掛けると、ちゃんと掛かりますが、直ぐにニードルが外れてしまうので、やはり磨耗したリテーナーを交換しないとダメのようです。

それとエンジンが掛かってから判った事ですが、オートチョークが壊れているようで、温度が低いと全く効かず、エンジンの掛け始めは、止まりそうな位に低いアイドリング回転ですが、逆に温度が上昇するとチョークが掛かりっ放しになり、今度は異常にアイドリング回転が高くってしまいます。

何れにしろ、この磨耗したリテーナーも壊れてるオートチョークも単体での部品注文が出来ず、キャブレターアッセンブリー交換になってしまい、他にも見受けられる消耗した部品や、不具合個所の修理の事も考えた場合、ひじょうに高い修理代が掛かりそうなので、今回はお客様の懸命なご判断で、この「CAPTURE125」は修理はせずに廃車する事となりました。

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