« FZR1000エンジン調整 | トップページ | 《ZX-12R》カスタム!その11 »

2011年1月23日 (日)

FORESIGHTキャブレター交換

信号待ちなどで暫く停車していると、エンジンが徐々に不安定になって来て、そのまま放っておくと最終的にはエンストしてしまうと云う「FORESIGHT」をお預りしました。

20110123_4_2エンスト後はエンジン再始動は非常に困難で、全く掛からない事も有りますが、数時間放置しておくと、また掛かる様に成るらしいです。

不安定になって来た際、エンストする前にアクセルを開ければ、何とか止まらずに済む場合も有りますが、この場合でも発進時には、ひじょうにバフバフ云って、バタツキながら走り出すそうです。
走り出してエンジン回転を保っている間は特に不具合は出ずに、調子良いと云う事です。

20110123_1ところが、このフォーサイトをうちで預かった途端に症状が出なくなってしまいました。
何も診ない訳には行かないので、とりあえずここは基本と云う事で、スパークプラグとエアークリーナーを診たところ、真っ黒だったので先ずはこれを交換して、キャブレターの微調整をしながら、フロートチャンバー底のドレンから燃料を抜き取って診ましたが、燃料は行ってる様だし、水やゴミの混入も無さそうです。

20110123_2そうこうしているうちに明確な症状が出始めました。
最初は始動性が悪いくらいでしたが、やはり最終的にエンジンが掛からなくなり、アクセルを全開付近でやっと掛かる感じです。
しかも油面が高いのか?エンジン内部にけっこう生ガスを吸い込んでます。

火は正常に飛んでる様なので、一応エンジン圧縮のチェックとバルブクリアランスも調整して、やはり状況から考え燃料系統に問題ありと断定して、調査を続けて行きました。

20110123_3するとキャブレターホルダー(エンジン側マニホールド)を止めているバンドのナットが脱落しているのが判り、これで2次空気?っとも思いましたが、症状は回復しません。
更にキャブレター回りを中心に点検しましたが問題ないので、キャブレター自体を取外し分解して診ると、なんとフロートの可動ピンのキャブレター側軸受穴が磨耗して、大きく縦長に開いてフロートがガタガタに緩んでいる状態になってました。

これでは当然油面が定まらず極端に油面は高くなり、特にスロー系では燃料が濃すぎた筈です。
原因は一目瞭然で、結局今回はキャブレターの交換となりました。

お待たせ致しましたが2泊3日の入院で、本日無事に退院となりました。
ありがとうございました。

|

« FZR1000エンジン調整 | トップページ | 《ZX-12R》カスタム!その11 »

修理(燃料系)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« FZR1000エンジン調整 | トップページ | 《ZX-12R》カスタム!その11 »