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2011年1月22日 (土)

FZR1000エンジン調整

1ヶ月ほど前にエンジンの載せ替えを行った「FZR1000」の再入院です。

ネットオークションで入手した、この「FZR1000」はエンジンがダメで、またまたネットオークションで入手した中古エンジンに載せ替えたまでは、前回のブログの通りですが、実は載せ替えたそのエンジンも今一調子が悪い感じでした。

何万キロ走行しているエンジンかも不明で、載せ替えたまでは良かったのですが、どうもアイドリングが若干不安定で、たまにエンストしがちで、レスポンスも悪い感じでした。

そこで今回は、エンジンのバルブクリアランスの調整と、キャブレターの清掃及び調整も行う事になりました。

20110122_1作業に着手する前に、エンジンコンプレッション(圧縮)や、バキューム(負圧)を事前に測定をして記録しておきます。
測定結果は、やはり圧縮や負圧の低いところやバラツキが有りました。

20110122_3次にシリンダーヘッドカバーを外して、バルブクリアランスの測定を行います。
ここも予想通り、基準値を外れるどころかクリアランスがなくなり、全く測定不可能なところも幾つかありました。

20110122_4ここでやっとカムシャフトを外し、バルブリフター内側にセットされているシムを外します。
1気筒あたり5バルブなので、合計20個のシムを外し、今度はこのシムの厚みを1個づつ測定して、正規のバルブクリアランスになる厚さのシムを特定します。

特定したシムに入替え、クリアランスが小さ過ぎて測定できなかった場所のシムは、感で少し薄めのシムに入替え、一先ずカムシャフトを組み戻します。

20110122_2もう一度最初に戻ってバルブクリアランスの測定を行いますが、やはり一発で丁度良いクリアランスは出ないもので、この作業を繰り返し2回ほど行い、基準値内に収まるクリアランスに調整しました。

20110122_5 ヘッドカバーを取付た後、次にキャブレターのOH(オーバーホール)です。
先ずはキャブレターを分解して、洗浄しながら各部を点検していきます。
キャブレター内部はかなり汚れて、ジェット類も通路が詰まって塞がりかけている所もありました。
念入りに清掃した後、元に組み戻しエンジンに装着しました。

20110122_7ここからエンジンにバキューム計を装着してキャブレターの調整に入ります。
計測器文字盤の針を睨みながら、パイロットスクリューやアイドリングスクリューを調整しつつ各気筒間の同調を取っていきます。

ぴったり同調が取れ、且つ規定のアイドリング回転数で安定しながらも、レスポンス良く、途中引っ掛かる事無くストンっとアイドリング回転まで歯切れ良く回転が戻る様になりました。

作業スピードの速さが自慢の当店でしたが、やはり古い逆輸入車の為、サービス情報や部品番号を調べるのに時間が掛かり、今回の仕事も異例の8日間も費やす長丁場となりましたが、無事に全ての作業は完了して退院となりました。

ありがとうございました。

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コメント

こんにちは。初めまして。m(__)m
当方もオークション購入のFZR1000で苦労
しました。^^;

私はココでパーツ番号拾ってます。

http://www.yamaha-motor.com.mx/Manual_Partes/Catalogos/

スペイン語のようですが、

http://parts.yamaha-motor.co.jp/parts-search/notabilia.jsp

で検索してもちゃんと一致してます。

投稿: E | 2011年2月 1日 (火) 06時53分

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