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2010年12月28日 (火)

今年最後の車検

20101228_1今年最後の車検で、1998年式「XJR400R」をお預り致しました。

入庫の段階でシフト・チェンジがし難いとの訴えがあり、クラッチ・ケーブルの遊びを調整すると、一旦は症状が回復するらしいのですが、また数日すると同様にシフト・チェンジが困難になるそうです。

20101228_2診るとクラッチ・ケーブルの遊びが基準を超えて大きく、またクラッチ・レバーの可動軸部分のガタが異常に大きい事が判りました。

一先ずケーブルは伸びきってますので、交換の必要性を説明しながら、問題のクラッチ・レバーを外して調べて診ると、20101228_3_2なんとレバ


ー可動部分のピボット・シャフトの入る穴が磨耗して、丸い穴だった部分がU字型に大きく削れ落ちている事が判りました。
これでは正規のケーブル遊び量を全く確保出来ず、20101228_4当然シフト・チェンジも出来なかった筈です。
ケーブルと合わせて、このレバーも交換する事となりました。

20101228_5_2次にバイクをジャッキ・アップして車体回りの作動やガタを点検していると、フロント・ホイールにガタが発生している事が判り、タイヤも著しく磨耗している事から、このタイヤと損傷しているホイール・ベアリングも同時に交換する事となりました。

20101228_6それからお客様曰く、数ヶ月前にドライブ・チェーンを交換したらしいのですが、前後のスプロケットが、やはり著しく磨耗している事から交換する事になりました。
ところがここで、また凄い物を発見致しました。
フロントのスプロケットを交換する為に、エンジンカバーを外したところ、スプロケットの固定ナットが緩んでいて、スプロケット自体が外れる寸前の状態でした。
もう少しこのまま走っていれば大変な事になっていたに違い無しです。
ここは今回、本当に診ておいて良かったと思いました。(怖わ~!)

20101228_8この段階で一度エンジンを掛けて、実際にバイクを試乗して状態をチェックしてみました。
すると今度は、クラッチが滑っている事が判明。
走行距離も約5万5千キロに達する12年前のバイクです。
そろそろ距離的にも仕方ないかも知れませんネ!
今回はこのクラッチも一式交換する事になりました。

20101228_7この後は普通に一般的なエアー・クリーナーやスパーク・プラグの交 換に、油脂類として前後のブレーキ・フルードやエンジン・オイルにオイル・フィルターを交換して、全ての作業は完了し、無事に今年最後の車検は終了いたしました。

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