カブ始動困難!
信号待ち停車中にエンストしてしまい、何度も始動を試みるも再始動できなかったそうですが、少し時間をおいて始動を試みたところ、普通にエンジンは掛かったそうです。
ところが、こんな事が何度か発生したことから、この度の修理依頼となりました。
これは直ぐに「カーボン噛み込み」?
(走行中にエンジンン内部に生成したカーボンが偶発的にバルブ・シートに噛み込み、圧縮圧力不足になる) と考えましたが、当店でこの車両をお預りしてからは、若干アイドリングが低いような感じもありますが、上記のような症状が全く出なくなってしまいました。
この車両は当店で新車で販売した「プレスカブ」で、PGM-FIが装着された2008年モデルです。
他にも同時期に同じ「プレスカブ」を何台も納車していますが、良く言われている程、このような症状の車両は一台も出ていません。
確かにこの車両は当店で一番最初に入荷した初期ロッド・モデルで、少し解せない気もしますが、距離も1万キロ程度で、もっと走っている車両もたくさんあります。
やはりエンジン・コンプレッション(圧縮圧力)を測定しても、基準内に収まっています。
手をこまねいている訳にもいかないので、一応PGM-FIのスロットルボディーを外して診てみると、超!真っ黒で煤(すす)だらけでした。
ここを丁寧にクリーニングしてエンジンを掛けてみると、アイドリングがぐんっと上がって、安定するようになりました。
もしかしたら・・・これが原因?だったの・・
お客様には、状況を全て説明して、一先ず様子を見て頂く事となりました。
あれから1週間。お客様は毎日この車両に乗っていますが、今のところ症状は出ていません。
もし再発した場合にも、最後までちゃんとやりますでのご安心下さい!
もちろん!ここまでの作業は無料サービスです。
当店で何台も車両を購入頂いてる法人様で、超ご贔屓様ですので、今回もハートのポイントバックを使わせて頂きました。
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