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2010年11月12日 (金)

スペイシー100整備

<キタさん>からSPACY100の整備依頼がありました。

ここ数週間の寒く成り始めた頃から、エンジンのアイドリングが不安定と云う事でした。

20101112_02005年に走行距離2千キロ弱の中古車で販売した、2003年式のSPACY100です。
定期的な点検や油脂類の交換をして来た事も有り、今までは特に大きな故障もありませんでしたが、初度登録が2004年ですから、今年で7年目に突入し、距離も2万7千キロに到達したので、今回はじっくり腰を据えて、12ヶ月点検を行いながら、距離と時間に応じて定期交換を必要とする消耗部品や油脂類を交換し、更にキャブレター調整やバルブ・クリアランスの調整なども行う事となりました。

20101112_1_2油脂類に関しては、前回の整備時にブレーキとミッションのオイルは交換済みですので、今回はエンジン・オイルのみ交換です。
使用したエンジン・オイルは、いつもの「VERITY」の「HR」で、エステル使用の100%科学合成油です。
20101112_2久しくやってなかったので、オイルストレーナーも掃除しようと外してみると、盧網に金属粉が沢山こびり付いてました。ここで一発「金属表面改質剤」の「ZOIL」も注入しておく事にしました。

20101112_3次に1万2千キロほど交換してなかったスパーク・プラグを交換し、プラグを外したついでにエンジン・コンプレッションを測定してみましたが、全然基準値内で問題ありませんでした。
そのままシリンダー・ヘッド・カバーを外し、バルブ・クリアランスを測定したところ、これはダメで、基準値を超えてクリアランスが大きかったので基準値内に調整いたしました。ついでにデコンプの作動状態も点検して、エンジン回りは完了いたしました。

20101112_4それから吸気系に移り、まずはエアーフィルターを交換しました。
フィルターは頻繁に掃除はしてましたが、これは見事に真っ黒で、なんと今回が初めての交換でした。
この流れでキャブレターを点検しました。
まずはオート・バイ・スターターの作動点検を行い問題なし。
次にキャブレター底のドレンを排出し、水やゴミの混入をチェック。
20101112_5_2ここまで問題なく、ここからが今回最も重要なキャブレター調整です。
バルブ・クリアランス調整の結果、エンジンはひじょうに安定するようになりましたが、更に最後に繊細なパイロット調整やアイドリング調整を行い、見違えるほどアイドリングは安定するようになりました。

20101112_6いっその事キャブレターの分解・清掃も行いたかったのですが、それは次回に回す事にして、今回は「清浄・防錆・水抜」の3大効能のある燃料添加剤「WAKO'S FUEL1」を燃料タンクに注入して、燃料ラインを洗浄してみる事といたしました。
燃料系統のタンク内やキャブレター、エンジン燃焼室、給排気バルブなどに付着するカーボンやワニス、ガム質が取除かれる事を期待して入れてみました。

20101112_7仕上げでエアーサクションバルブ(二次空気供給装置)を点検しながらサブ・エアフィルターを清掃してたら、二次空気供給ホースに亀裂が入っている事が判り、これはもしかして他のホースも?と、調べると、エアーベントチューブにも亀裂が入っている事が判りました。

20101112_8オゾンや紫外線の影響を受け固く硬化してしまうゴム部品は、次第に亀裂などが発生し劣化が進んで行くんですよネ!4年毎の交換が推奨されていましたっけネ!もちろん即交換しました。

20101112_9最後にスリップサインの出始めたリヤ・タイヤを交換して、1泊2日の整備は終わり、本日無事退院いたしました。
ありがとうございました。

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