小マジェ修理
「エンジン回転が高い状態から戻らなくなった」との訴えで、「MAJESTY125」をお預りしました。
当初は、スロットル・グリップやケーブルの引っ掛かりくらいに思っていましたが、アクセルはスムーズに戻るし、引っ掛かりも無く、アイドリング調整の不良でも有りませんでした。
そこでキャブレター本体を調べて診ると、加速ポンプ部の磨耗によりスロットルの動きが妨げられている事が判りました。加速ポンプを調整するレバーと、そのストッパの接触する面が段付き磨耗していて、スロットルが戻らず、半開き状態となるようです。
ここは軽く研磨して段付きを修正し、スロットルがスムーズに戻るように修理いたしました。
ついでに分解したキャブレター各部を清掃し、各部点検を行ったところ、バキューム・バルブのダイヤフラムに小さな穴が数ヶ所開いている事が判り、この部品も交換して無事に修理は完成いたしました。
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