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2010年9月 1日 (水)

TW200E燃料漏れ

1999年式「TW200E」にお乗りのお客様より、キャブレター付近より燃料が漏れるとの訴えがありました。
調べるとキャブレターのオーバーフローパイプから漏れて来ている事が判りました。

20100901_1キャブレター(気化器)は、燃料のガソリンと空気を混ぜて気化(霧化)した混合気をエンジンに送り込む装置です。
従いまして、タンクから落ちてきた燃料を常に一定量溜めておく必要があり、燃料を溜めておくチャンバー内の油面を安定させる浮き(フロート)の上下動によりバルブの開閉をおこなっています。(水洗トイレの仕組みですね!)

何らかの原因で、このバルブが閉じず油面が上昇して行きチャンバー容量を越えた場合に、オーバーフローとなり、先程のオーバーフローパイプから溢れ出る仕組みになっています。

一般的には、このバルブに水やゴミなどが噛み込みバルブが密着出来なかった場合などに発生しますが、稀にチャンバー内に有る、オーバーフロー時に燃料を外部へ排出する真鍮製のパイプの接合部分から漏れたり、それ自体にヒビが入っていたり、フロート自体がパンクしていたりなんて事もあります。

20100901_2今回は、バルブにゴミなどの噛み込んだ形跡は無かった為、一応分解清掃した後に、キャブレター単体でリーク・テストも行いましたが、漏れている部分は発見されませんでした。
結論として、目視では判断し難いですがバルブ及びシート面に段付磨耗が見受けられる事から、ここの部品をセットで交換したところ、見事オーバーフローは止りました。
念のため、フロート側のバルブ接触面も磨耗していましたのでフロートも交換し、古いバイクなので、ゴム製のパッキン類も交換しておきました。

このバイクは、普段は殆ど乗っていないと云う事でしたので、念のため燃料タンクもコックを外して洗浄し、全ての作業は無事に完了致しました。

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