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2010年8月 3日 (火)

X-11車検

先日の日曜日(8/1)にお預りした、「X-11」の車検でした。

20100803_1この車両は、フロント・フォークの右側からオイル漏れが発生していました。
原因は、やはりインナーチューブの腐食とシールの劣化です。
従って本来はインナーチューブの交換がベストですが、やはり費用を抑えたいと云うお客様の要望から、今回もインナーチューブの交換は行わず、インナーチューブの表面を研磨して腐食部分を除去する、簡易的な処置に留める事に致しました。

20100803_2_2作業を開始して、このフォークの分解を行おうとしたところ、右側アウター・チューブとシリンダーを連結しているボルトの頭が損傷してナメている事が判りました。
ボルトは完全にナメて工具で回せない状態となっていました。

このパターンも時々ありますネ!
新車からボルトの頭が損傷している訳は無く、この車両も当店に初めて来店頂いたお客様のものですが、中古で購入されている車両らしく、過去の何処かで同様の整備をした時点で損傷したままになっていたのでしょう。
中古車や旧車、整備暦の不明なバイクは、こんなイレギュラーな事がよく有るので大変です。

20100803_3毎度の事ですが、こうなると方法は一つ。
ドリルで地道に折れ込んでいるボルト部分を壊して行くしかありません。
まずはセンター・ポンチでボルトの中心位置を決めます。
そして細いドリルで道穴を開け、徐々に太いドリルに交換しながら大きい穴を開けていきます。
最後に、ボルトと同じ太さの穴になるまで削れたところで、ポロッとボルトの頭が取れて、無事フロント・フォークの分解を行う事ができました。

オイル漏れは無いものの、腐食・劣化が進んでいる左側フロント・フォークも、同様に分解して、シールなどの劣化したゴム部品や、その他ブッシングなどの消耗部品の交換を行いました。
左右共に新しいフォーク・オイルに交換して完了です。

この後、エンジン・オイル&フィルターや前後ブレーキ・フルード、エアークリーナーなどの定期交換部品を交換して、全ての作業は無事完了いたしました。

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