« おみやげ-12 | トップページ | YZF-R1車検 »

2010年8月22日 (日)

ZEAL整備

1991年式「FZX250 ZEAL」にお乗りのお客様より、後輪タイヤの交換依頼が有りました。

20100822_1この後輪はパンクしているようですが?、なるほどお客様の云うようにサイド・ウォールのヒビ割れが酷く、そもそもお客様ご自身も不安を感じていたようで、これはお客様の云うと通り、今回はパンク修理は行わずに、タイヤ交換を行なう事と致しました。

20100822_2外したタイヤの製造年月日を見ると、製造後15年程経過している事が判りました。
ゴムで出来ているタイヤは、オゾンや紫外線の影響を受けて固く硬化して行き、次第に亀裂などが発生し劣化が進んで行きます。
こうなるとタイヤはバーストしたり、路面をグリップせずに滑るようになりますので、当店では、タイヤ溝が残っていても基本的に3年毎のタイヤ交換をお勧めしております。

このお客様の場合も、この車両を最近ネットオークションで購入したらしので、タイヤ交換のついでに各部を点検してみると、例の如くステムがガコガコでした。

20100822_3これはステム・ベアリングの磨耗が原因で、グリス切れ(潤滑不良)による腐食や、調整不良が原因と考えられますが、自然消耗する部品ですので定期的な点検・調整・給油・交換が必要です。

今回のお客様のように、中古車でバイクを乗り出した方は最初からこの状態なので、「これが正常」と思い込んで乗っている方も多く、また、永く同じバイクに乗っている方などは、徐々に蝕まれた症状に気が付かなかったりして、今回のように当店での点検の際に発見される方も多く見受けられます。

20100822_4中には、不具合を指摘されるまで、低速走行でバランスが取れずふら付いたり、カーブが上手く曲がれずつまずきそうになるのは、自分がバイクに乗るのが下手だからと思ってる方が非常に多く、せっかくお乗りの自慢のバイクの性能を引き出すどころか味わう事もできず、そのバイクをそのまま評価している方も多くいるようです。

ステアリング・ステム(舵取装置)は、バイクの最も重要な基本性能を担った部品ですので、皆さんも定期的な点検を是非お勧めいたします。

|

« おみやげ-12 | トップページ | YZF-R1車検 »

修理(ステアリング系)」カテゴリの記事

修理(駆動系/タイヤ・チェーン)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« おみやげ-12 | トップページ | YZF-R1車検 »