« ドレン・ボルト折れ込み! | トップページ | ゼファー1100ブレーキ固着 »

2010年5月27日 (木)

GPZ900Rアンチダイブ交換

NINJAの修理依頼がありました。
個人売買で最近入手したらしい16インチの「GPZ900R」は、1986年モデルのA6でした。

20100527_1(フロント・フォークが沈まない)と云う訴えから、24年も経つA6ですので、直感的に(AVDSの作動不良?)と考え調べてみると、予想通り、AVDSは固着して作動不能の状態でした。
っと云う事で今回は、フォークのOH(分解・清掃)兼ねてAVDSの交換を行いました。

20100527_2作業を進めて行くにあたり、徐々に色んな事が判明して来ました。
AVDSの構造は、制動時のブレーキ油圧でAVDSのロッドを押して、フォークの作動を制御する事によりノーズダイブを軽減するものですが、この車両には、AVDSへブレーキ油圧が掛からないように、自作品のようなアンチダイブ・キャンセラーが付いていました。

ところが、このキャンセラーの取付方が、どうも変です。
油圧ラインを解除した後のフタのようなものですが、平の板側の方をAVDSに向け装着している為、はなからロッドを押してしまい、AVDSが効いた状態になっています。
当然これもボトムしない原因の一つですので、キャンセラーの板をひっくり返し、(ロッドの逃げ加工?と思われる)抉れてる方を面にして装着し直しました。

もう一つ判った事は、エア圧が異常に高かった事です。
エアゲージの目盛りを振り切ってましたので、どのくらい入ってたかは不明ですが、少なくとも1キロ以上は入ってた感じです。

これら(フロント・フォークが沈まない)幾つかの要素を全て取り除き、正規に組み直し、正常値に戻しました。もちろん、フォークは正常に沈むようになりました。

この時代の16インチ車は、アンチダイブが作動不良を起こしてる車両を多く見受けます。
部品も入手困難になりつつ有りますので、お困りの方は早めの修理をお勧め致します。

|

« ドレン・ボルト折れ込み! | トップページ | ゼファー1100ブレーキ固着 »

修理(足回系/サスペンション)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ドレン・ボルト折れ込み! | トップページ | ゼファー1100ブレーキ固着 »